「春菊を買ったけど、冷蔵庫ですぐにしなびてしまう」「鍋の残りの春菊をどう保存すればいいかわからない」そんな悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。春菊は独特の香りとほろ苦さが魅力の葉物野菜ですが、水分が多く傷みやすいため、保存方法を間違えるとあっという間にしおれてしまいます。
この記事では、春菊の保存方法を冷蔵・冷凍・常温に分けて徹底解説します。冷蔵庫で1週間もたせるテクニック、生のまま冷凍する方法と茹でてから冷凍する方法の使い分け、お弁当に活かす春菊レシピまで網羅。この記事を読めば、春菊を最後まで美味しく使い切れるようになりますよ。旬の春菊を余すことなく楽しむためのヒントが満載です。
春菊が傷みやすい理由と保存の基本
春菊を長持ちさせるためには、まず春菊の特性を理解することが大切です。なぜすぐにしおれてしまうのか、その理由を知りましょう。
春菊は水分が多く乾燥に弱い葉物野菜
春菊は全体の約90%以上が水分で構成されている葉物野菜です。この豊富な水分がシャキシャキとした食感やみずみずしさを生み出していますが、同時に水分が蒸発しやすく、乾燥するとあっという間にしおれてしまいます。スーパーで買った春菊をビニール袋のまま冷蔵庫に入れただけでは、1〜2日でしなしなになってしまうこともあります。春菊の保存で最も大切なのは「乾燥を防ぐこと」と「立てて保存すること」の2点です。この基本を押さえるだけで、保存期間が大幅に延びますよ。また、春菊は低温にもやや弱い面があり、冷蔵庫の冷気が直接当たると葉先が黒っぽく変色することもあります。適度な温度と湿度を保つことが、春菊を美味しく保存するカギなんです。
春菊は「立てて保存」が鉄則
春菊を含む葉物野菜は、畑で育っていたときと同じ方向(立てた状態)で保存するのが基本です。横に寝かせると、春菊が重力に逆らって起き上がろうとするストレス反応でエネルギーを消耗し、傷みが早くなります。たったこれだけのことで保存期間が2〜3日延びることもあるんです。立てて保存するには、牛乳パックの上部を切り取ったものやペットボトルを半分に切ったものを野菜室に入れ、そこに春菊を立てかけると安定します。100均で売っている「野菜スタンド」を使うのも便利です。場所を取るのが難点ですが、この「立てる」ひと工夫が春菊の鮮度を守る最大のポイントですよ。
新鮮な春菊の選び方
保存の前に、まず新鮮な春菊を選ぶことが長持ちの第一歩です。新鮮な春菊の特徴は、葉の色が鮮やかな濃い緑色であること、葉先がピンと張っていてしおれていないこと、茎がしっかりと太くハリがあること、切り口が白くみずみずしいこと(茶色く変色していない)、そして全体にツヤがあることです。逆に、葉が黄色っぽくなっていたり、しおれていたり、茎がフニャフニャだったり、切り口が茶色く乾いていたりするものは鮮度が落ちています。束の根元を持ったときに、シャキッと立ち上がるものが新鮮です。ぐにゃりと曲がるものは水分が抜けているサインなので避けましょう。
保存方法ごとの日持ち比較
| 保存方法 | 保存期間の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 常温 | 半日〜1日 | 冬場の涼しい場所限定 |
| 冷蔵(そのまま) | 2〜3日 | 袋に入れてそのまま野菜室へ |
| 冷蔵(ペーパー+立てて保存) | 約1週間 | 湿ったペーパーで根元を包み立てる |
| 冷蔵(水に浸ける) | 約1週間 | コップに水を入れて根元を浸す |
| 冷凍(生のまま) | 約1ヶ月 | カットして袋に入れて冷凍 |
| 冷凍(茹でてから) | 約1ヶ月 | さっと茹でて小分け冷凍 |
春菊が傷んだサインの見分け方
春菊が傷み始めると、いくつかのサインが現れます。まず「葉の変色」で、緑色が黄色く変わり始めたら劣化のサイン。さらに進むと茶色や黒色に変色します。「匂い」では、新鮮な春菊は独特の爽やかな香りがしますが、傷むと酸っぱい匂いや生臭い匂いに変わります。「触感」では、葉がぬるぬるしたり、茎がブヨブヨに柔らかくなったりしたら廃棄のサインです。「ドロドロに溶けている」部分がある場合は、その部分だけでなく全体を廃棄しましょう。ただし、少し黄色くなった程度や、葉先が少し乾いた程度であれば、その部分を取り除けばまだ食べられます。加熱調理すれば風味の低下も気になりにくくなりますよ。
春菊は鍋料理のイメージが強いですが、実はお弁当のおかずにもぴったりの野菜です。茹でておひたしにしたり、ごま和えにしたりすると、お弁当の緑の彩りおかずとして大活躍。独特のほろ苦さが大人のお弁当を演出してくれますよ。
【冷蔵】春菊を1週間もたせる冷蔵保存テクニック
春菊の冷蔵保存は、ちょっとした工夫で保存期間が大幅に延びます。最も効果的な方法を紹介します。
方法1:湿ったペーパーで根元を包んで立てて保存(最もおすすめ)
- 春菊の根元(茎の切り口)を湿らせたキッチンペーパーで包む
- 全体をポリ袋に入れて口を軽く閉じる(完全に閉じると蒸れるので少し開けておく)
- 野菜室に根元を下にして「立てて」入れる
- 3〜4日ごとにペーパーの湿り具合をチェックし、乾いていたら湿らせ直す
この方法なら約1週間、シャキシャキの状態を保てます。ポイントは根元を湿らせること。春菊は根元から水分を吸い上げるため、根元が乾くとあっという間にしおれてしまいます。キッチンペーパーが水分を保持してくれるので、春菊がみずみずしさをキープできるんです。牛乳パックを切った容器に立てると安定しやすいですよ。ポリ袋の口は完全に閉じず少し開けておくのがコツ。完全に密封すると中が蒸れてカビや傷みの原因になります。適度な通気性を保ちながら乾燥を防ぐバランスが大切です。
方法2:水に浸けて保存する(水差し保存法)
もう1つの効果的な方法が「水差し保存法」です。コップやグラスに水を2〜3cm入れ、春菊の根元を水に浸して立てます。上からポリ袋をかぶせて野菜室に入れましょう。花を花瓶に生けるイメージですね。この方法でも約1週間保存可能です。水は2〜3日ごとに交換し、春菊の根元にぬめりが出ていたら洗い流しましょう。水に浸けることで春菊が根元から水分を吸い上げ続けるため、みずみずしさが長くキープされます。ペーパーで包む方法よりも場所を取りますが、保存効果はほぼ同等です。冷蔵庫に入るサイズのコップを使うか、春菊を半分の長さにカットしてから保存すると省スペースになりますよ。
方法3:水洗いしてから保存する(即使える状態に)
「買ってきたらすぐに下処理を済ませておきたい」という方には、水洗いしてから保存する方法がおすすめです。春菊を水でしっかり洗い、キッチンペーパーで水気を軽く拭き取ります。完全に乾かす必要はなく、適度に水分が残っている方がOKです。水気を拭いた春菊を湿らせたキッチンペーパーで全体をふんわり包み、ポリ袋に入れて野菜室へ。この方法だと使うときに洗う手間が省けるので、朝の忙しいお弁当作りに重宝します。ただし、洗った後の保存期間は4〜5日とやや短くなります。洗わない状態の方が長持ちするため、使う分だけ洗って残りは洗わずに保存するのが理想的ですよ。
使いかけの春菊の保存方法
束の一部を使って残りを保存する場合は、使わない分の根元を新しく切り直してから保存しましょう。切り口が乾いていると水分の吸い上げが悪くなるため、新鮮な切り口を出すことで保存効果がアップします。根元を5mm程度切り落とし、湿らせたペーパーで包んでポリ袋に入れて野菜室へ。使いかけの春菊は新品よりも傷みが早いため、3〜4日以内に使い切ることを目標にしましょう。使い切れない場合は、早めに冷凍保存に切り替えるのが賢い判断です。
しなびた春菊を復活させる方法
「冷蔵庫で少ししなびてしまった」という場合、完全に復活させることは難しいですが、ある程度シャキッとさせることは可能です。ボウルに冷水を張り、しなびた春菊を20〜30分浸けておくだけ。葉が水分を吸収して、ある程度のハリが戻ります。氷水を使うとさらに効果的で、パリッとした食感が復活しやすくなります。ただし、茎がブヨブヨに柔らかくなっている場合や、葉が茶色く変色している場合は復活させるのは困難です。軽くしなびた程度なら水に浸けて復活させ、それでもダメなら加熱調理に回すのが最善策ですよ。
春菊を買ったら「根元を湿ったペーパーで包んで立てて野菜室へ」。この30秒の作業だけで保存期間が3日→1週間に延びます。花を花瓶に生けるイメージで覚えましょう。
【冷凍】春菊の冷凍保存で1ヶ月長持ち
春菊を1週間以上保存したいなら冷凍が最適です。生のまま冷凍と茹でてから冷凍の2パターンを紹介します。
方法1:生のまま冷凍する(手軽さ重視)
春菊は生のまま冷凍することができます。水洗いしてキッチンペーパーで水気をしっかり拭き取り、3〜4cm幅にカットします。カットした春菊をフリーザーバッグに入れ、空気を抜いて密封してから冷凍庫へ。この方法なら約1ヶ月保存可能です。生のまま冷凍した春菊は、凍った状態でバラバラにほぐれるため、使いたい分だけ取り出せるのが大きなメリット。鍋物やスープに凍ったままポンと入れるだけで使えます。ただし、生のまま冷凍すると解凍時に食感がやや柔らかくなるため、サラダなどの生食には向きません。加熱調理専用と考えておきましょう。水気をしっかり拭き取ってから冷凍するのがコツで、水気が残っていると春菊同士がくっついてしまいますよ。
方法2:茹でてから冷凍する(食感・風味重視)
- 鍋に湯を沸かし、塩ひとつまみを加える
- 春菊の茎の部分を先に入れて15〜20秒茹で、次に葉の部分を加えてさらに15〜20秒
- 素早く冷水に取って冷ます(色止め効果で鮮やかな緑色をキープ)
- 水気をギュッとしっかり絞る
- 3〜4cm幅にカットし、1食分ずつラップで小分けに包む
- フリーザーバッグにまとめて入れ、空気を抜いて冷凍庫へ
茹でてから冷凍する方法は、生のまま冷凍するよりも食感と風味が保たれやすいのがメリットです。茹でることで酵素の働きが止まり、冷凍中の変色や風味の劣化が抑えられます。茹で時間は合計30〜40秒と短めがポイント。長く茹ですぎると食感がクタクタになり、春菊の独特の香りも飛んでしまいます。水気をしっかり絞ることも重要で、水分が残っていると冷凍時に霜がつき、解凍後にべちゃっとなります。この方法で冷凍した春菊は、おひたし、ごま和え、味噌汁の具材として凍ったまま使え、解凍の手間もかかりませんよ。保存期間は約1ヶ月です。
冷凍春菊の解凍方法と使い方
冷凍した春菊は、料理の種類に合わせて解凍方法を選びましょう。鍋物やスープ、味噌汁に使う場合は、凍ったまま鍋に入れるのがベスト。数十秒で解凍されて、そのまま食べられます。おひたしやごま和えに使う場合は、自然解凍が適しています。冷蔵庫に2〜3時間置くか、常温で15〜30分放置すれば解凍完了。解凍後に軽く水気を絞ってから味付けしましょう。電子レンジでの解凍は加熱ムラが出やすいためあまりおすすめしませんが、急ぐ場合は500Wで20〜30秒ずつ様子を見ながら加熱してください。炒め物に使う場合は、凍ったままフライパンに入れてOK。水分が出るので強火で一気に炒めるのがコツですよ。
冷凍保存の保存期間と品質管理
冷凍した春菊の保存期間は、生のまま冷凍で約1ヶ月、茹でてから冷凍でも約1ヶ月が目安です。1ヶ月を過ぎると冷凍焼けが進み、食感がさらに柔らかくなったり、風味が落ちたりします。品質を長持ちさせるコツは、空気をしっかり遮断して密封すること。フリーザーバッグの空気をしっかり抜いて封をし、冷凍庫の温度変化が少ない奥に保管しましょう。小分けにして冷凍しておけば、使うたびに必要な分だけ取り出せて、残りは冷凍庫に入れたまま。結露のリスクも最小限に抑えられますよ。冷凍した日付をバッグに書いておくと管理しやすいです。
生のまま冷凍か、茹でてから冷凍か迷ったら、「鍋やスープ用→生のまま冷凍」「おひたしやお弁当用→茹でて冷凍」と使い分ければ大丈夫。どちらも1ヶ月もちますよ。
春菊のお弁当活用レシピと保存食
春菊はお弁当のおかずとしても優秀な野菜です。保存した春菊を使った便利なレシピを紹介します。
冷凍春菊で作るお弁当おかず3選
- 春菊のごま和え:茹で冷凍した春菊を解凍→水気を絞る→すりごま大さじ1+醤油小さじ1+砂糖小さじ1/2で和える。お弁当の緑のおかずに最適
- 春菊のおひたし:茹で冷凍した春菊を解凍→水気を絞る→だし醤油をかけてかつお節を添える。シンプルながら春菊の風味が活きる一品
- 春菊入り卵焼き:解凍した春菊を細かく刻んで卵液に混ぜて焼く。緑の彩りがきれいな栄養満点の卵焼きに
どれも冷凍春菊を解凍して和えるだけ、混ぜて焼くだけの簡単レシピです。特にごま和えとおひたしは前日の夜に作っておけるので、朝はお弁当に詰めるだけ。冷凍春菊のストックがあれば、「お弁当に緑の野菜がない」という日にサッと対応できますよ。
春菊の常備菜レシピ
春菊で作る常備菜をストックしておくと、お弁当作りがさらに楽になります。「春菊の塩昆布和え」は、茹でた春菊を絞って塩昆布とごま油で和えるだけ。冷蔵で3〜4日もち、お弁当の副菜に最適です。「春菊のナムル」は、茹でた春菊にごま油・にんにく・醤油・白ごまを合わせた韓国風の和え物。濃いめの味付けなので冷めても美味しく、冷蔵で4〜5日保存できます。「春菊のふりかけ」は、春菊をみじん切りにしてごま油で炒め、醤油・みりん・かつお節・白ごまで味付け。ご飯のお供としてお弁当にぴったりで、冷蔵で約1週間、冷凍で約1ヶ月もちます。どれもまとめて作っておくと、平日のお弁当作りの強い味方になりますよ。
春菊を使った鍋の残りの保存法
鍋料理に使った春菊が残ってしまうこと、よくありますよね。鍋の残りの春菊は、だし汁と一緒に密閉容器に入れて冷蔵保存すれば翌日までもちます。翌日のお昼にうどんや雑炊にして食べるのがおすすめ。だし汁ごと鍋に戻して温め直し、うどんやご飯を加えるだけで立派なランチに。お弁当に入れるなら、だし汁を切って水気を絞り、おひたしとして詰めましょう。鍋のだし汁が染み込んだ春菊は、通常のおひたしとは違った深い味わいが楽しめます。鍋の残りの春菊を冷凍する場合は、だし汁を切ってから小分けにしてラップで包んで冷凍。約2〜3週間保存可能ですよ。
春菊の大量消費アイデア
春菊がたくさんある場合の大量消費アイデアを紹介します。「春菊のペスト(ジェノベーゼ風ソース)」は、春菊・ナッツ・にんにく・オリーブオイル・粉チーズをフードプロセッサーで混ぜるだけ。パスタにからめたり、パンに塗ったり、肉や魚のソースにしたりと使い道が豊富です。冷蔵で約1週間、冷凍で約1ヶ月保存可能。「春菊のかき揚げ」は春菊の大量消費に最適で、にんじんやちくわと一緒にかき揚げにすると、春菊の苦味がマイルドになって子どもでも食べやすくなります。揚げてから冷凍しておけばお弁当のおかずにも。「春菊のスムージー」はバナナと牛乳と一緒にミキサーにかけるだけの健康ドリンク。春菊のβカロテンとビタミンを手軽に摂取できますよ。
春菊のごま和えは、作り置きして冷凍ストックしておくとお弁当に超便利。シリコンカップに1回分ずつ入れて冷凍し、朝はそのままお弁当に入れるだけ。お昼には自然解凍されて食べごろですよ。
春菊の栄養を逃さない保存と調理のコツ
春菊は栄養豊富な野菜です。保存と調理の工夫で栄養を最大限に活かしましょう。
春菊に含まれる栄養素と健康効果
春菊にはβカロテン、ビタミンC、ビタミンK、カルシウム、鉄分、食物繊維など多くの栄養素が豊富に含まれています。特にβカロテンの含有量は緑黄色野菜の中でもトップクラスで、ほうれん草に匹敵するほど。βカロテンは体内でビタミンAに変換され、目の健康や肌の健康、免疫力の維持に役立ちます。また、春菊の独特の香り成分には、自律神経を整えるリラックス効果や、胃腸の働きを促進する効果があるといわれています。お弁当に春菊を入れると、栄養補給だけでなく、食べるときにほっとリラックスできる効果も期待できるんですよ。
栄養を逃さない保存のコツ
春菊の栄養を最大限に保つには、鮮度が高いうちに食べるか冷凍するのがベストです。ビタミンCは時間とともに減少するため、購入後はできるだけ早く食べるか冷凍保存しましょう。冷凍する場合、生のまま冷凍すると栄養素の流出が最小限に抑えられます。茹でてから冷凍する場合は、茹で時間を短くする(30〜40秒)ことでビタミンCの流出を減らせます。βカロテンは脂溶性ビタミンなので、油と一緒に摂ると吸収率がアップ。ごま油で炒めたり、ナムルにしてごま油で和えたりすると、美味しさと栄養吸収の両方が高まりますよ。
春菊は茎まで食べられる!部位別の活用法
春菊の茎は硬いからと捨ててしまう方もいますが、茎にも栄養がしっかり含まれているため、余すことなく食べましょう。茎の下の方の太い部分は繊維が強いですが、斜め薄切りにすると食べやすくなります。きんぴら風に炒めるとシャキシャキの食感が楽しめ、お弁当のおかずにもなります。茎の上部と葉の部分は柔らかいので、おひたしやサラダに向いています。茎を先に鍋に入れて15秒ほど加熱してから葉を加えると、全体が均一に火が通って食感良く仕上がりますよ。
生食できる!春菊サラダの魅力
春菊は加熱調理だけでなく、生でも食べられる野菜です。生の春菊は独特のほろ苦さと香りがダイレクトに楽しめ、シャキシャキとした食感が新鮮。春菊のサラダを作るなら、葉先の柔らかい部分だけを使い、ツナやしらす、カリカリベーコンなどと合わせるとバランスが良くなります。ドレッシングはごま油ベースが春菊との相性抜群。ポン酢ドレッシングやシーザードレッシングもおすすめです。お弁当に生の春菊サラダを入れる場合は、ドレッシングは別容器で持っていき、食べる直前にかけましょう。ドレッシングを先にかけると、春菊がしなびてしまいますよ。
春菊の選び方と旬の時期を知ろう
春菊をより美味しく楽しむために、旬の時期と品種の違いも知っておきましょう。
春菊の旬は11月〜3月の秋冬シーズン
春菊の旬は11月〜3月の秋冬シーズンです。この時期の春菊は葉が肉厚で香りが強く、栄養価も最も高くなります。旬の春菊は価格も安くなる傾向があるため、まとめ買いして冷凍ストックしておくのがお得な楽しみ方です。旬以外の時期(春〜夏)にもスーパーに並ぶことがありますが、旬の時期と比べると葉が薄く、香りもやや弱めになります。鍋料理が恋しくなる季節と春菊の旬が重なるのは、自然の理にかなっているんですね。秋冬に新鮮な春菊を見かけたら、迷わず多めに買って冷凍保存することをおすすめしますよ。
地域による春菊の品種の違い
春菊には地域によって異なる品種があることをご存知ですか?関東地方で主流の「中葉種」は葉の切れ込みが深く、シャキシャキとした食感が特徴です。サラダや鍋物に向いています。関西地方で人気の「大葉種」は葉が大きくて丸みがあり、苦味が少なくて食べやすいのが特徴。おひたしや天ぷらに適しています。九州で栽培される「小葉種」は葉が小さく香りが強めで、鍋物の薬味のような使い方に向いています。どの品種でも保存方法は基本的に同じですが、葉が大きい大葉種は特にしおれやすいため、冷蔵保存時の湿度管理をしっかり行いましょう。品種の違いを知っておくと、料理に合わせた春菊選びも楽しくなりますよ。
春菊を安く手に入れる方法
春菊をお得に購入するなら、旬の時期(11月〜3月)に地元の直売所やJA(農協)の即売所をチェックするのがおすすめです。スーパーの半額程度で新鮮な春菊が手に入ることも珍しくありません。また、スーパーの夕方の値引きセールも狙い目です。春菊は鮮度が落ちやすいため、閉店間際に値引きされることが多いんです。値引き品を買ったらすぐに冷凍保存すれば、鮮度の低下を気にする必要はありません。ふるさと納税の返礼品で春菊が選べる自治体もあるので、お得に旬の味を楽しむ方法として検討してみてくださいね。大量に手に入ったらすべてを冷凍ストックにして、数ヶ月間にわたって少しずつ楽しむのが賢い使い方ですよ。
家庭菜園で育てた春菊の保存
春菊は家庭菜園でも比較的育てやすい野菜です。プランターでも栽培可能で、種まきから約1〜2ヶ月で収穫できます。家庭菜園の春菊は収穫したてが最も新鮮なので、できるだけその日のうちに食べるか冷凍保存するのがベスト。収穫は朝の涼しい時間帯に行い、収穫後すぐに水を張ったボウルに浸けて鮮度をキープしましょう。一度に全部収穫するのではなく、外側の葉から少しずつ摘み取る「摘み取り収穫」をすれば、長期間にわたって新鮮な春菊が楽しめます。食べきれないほど収穫できたら、茹でて冷凍するか、ペストやふりかけにして保存食にしましょう。自分で育てた春菊の味は、スーパーのものとは別格の美味しさですよ。
よくある質問(Q&A)
春菊の保存方法について、よくある疑問にお答えします。
Q1. 春菊は冷凍すると味が落ちますか?
冷凍すると生の状態に比べてやや食感が柔らかくなりますが、味や香りはほぼ保たれます。特に茹でてから冷凍した場合は、おひたしやごま和えにすれば冷凍とは思えない仕上がりに。鍋物や味噌汁に使うなら生のまま冷凍した方が手軽で、凍ったまま投入するだけなので使い勝手も良いです。「サラダ」など生食には冷凍春菊は向きませんが、加熱調理なら十分美味しく食べられますよ。
Q2. 春菊の常温保存は可能ですか?
春菊は常温保存に不向きな野菜です。葉物野菜の中でも特に水分の蒸発が早く、常温では半日〜1日でしおれてしまいます。冬場の涼しい場所(15℃以下)であれば半日程度は持ちますが、基本的にはすぐに冷蔵庫に入れるのが安全です。購入後にスーパーから帰る間だけでも鮮度は落ちていくので、特に夏場は保冷バッグを活用して持ち帰りましょう。
Q3. 春菊の茎は食べられますか?
はい、食べられます。茎にも栄養素が豊富に含まれているので、捨てるのはもったいないです。太い茎の部分は繊維が強いため、斜め薄切りにしたりきんぴら風に炒めたりすると食べやすくなります。鍋に入れるときは、葉より先に茎を入れて15〜20秒加熱してから葉を加えると、全体が均一に火が通りますよ。
Q4. 春菊がたくさん余ったときのおすすめの使い方は?
大量消費するなら、「春菊のペスト」がおすすめです。春菊・ナッツ・にんにく・オリーブオイル・粉チーズをフードプロセッサーで混ぜるだけで、パスタや肉料理に使える万能ソースが完成。冷蔵で約1週間、冷凍で約1ヶ月もちます。「春菊のかき揚げ」も大量消費に最適で、揚げてから冷凍すればお弁当のおかずとしてストックできます。それでも使い切れない場合は、茹でて冷凍しておけば1ヶ月間ゆっくり使えますよ。
まとめ
春菊の保存方法について、冷蔵・冷凍のそれぞれのテクニックから、お弁当レシピ、栄養を逃さないコツまで詳しくご紹介しました。大切なポイントをおさらいしましょう。
- 冷蔵保存は「湿ったペーパーで根元を包んで立てて保存」が最強。これだけで約1週間もちます
- 冷凍保存は生のまま・茹でてからの2パターン。どちらも約1ヶ月保存可能
- 「生のまま冷凍」は鍋やスープ用、「茹でて冷凍」はおひたしやお弁当用と使い分けましょう
- 常温保存は不向き。買ったらすぐに冷蔵庫へ
- 立てて保存するだけで2〜3日延命。牛乳パックや野菜スタンドを活用
- お弁当にはごま和え・おひたし・卵焼きが定番。冷凍ストックがあれば朝は詰めるだけ
- 春菊の茎も捨てない。斜め薄切りできんぴらにすればお弁当おかずに
春菊は鍋料理のイメージが強い野菜ですが、実はお弁当のおかずとしてもとても優秀です。ごま和えやナムル、卵焼きの具材として、お弁当に緑の彩りと独特の風味をプラスしてくれます。冷凍ストックがあれば、旬の時期以外でも春菊の美味しさを手軽に楽しめますよ。
秋冬が旬の春菊は、栄養豊富で体にも良い野菜です。正しい保存方法を知っていれば、安くて新鮮な旬の時期にまとめ買いして、冷凍ストックで長く楽しむことも可能。無理なく、自分のペースでお弁当作りを続けていきましょうね。
コメント