「玉ねぎを常温で保存していたら、芽が出てしまった」「ネットに入れて吊るすってよく聞くけど、マンションでどこに吊るせばいいの?」そんな悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。玉ねぎは和洋中すべての料理に使える万能野菜ですが、保存方法を間違えると芽が出たりカビが生えたりしてしまいます。
この記事では、玉ねぎの常温保存を中心に、冷蔵・冷凍での保存方法まで徹底解説します。ネットに入れて吊るす保存テクニック、マンションでも実践できる常温保存法、新玉ねぎと通常の玉ねぎの保存の違い、お弁当に活かす玉ねぎレシピまで網羅。玉ねぎを最長2ヶ月もたせるための知識が手に入りますよ。毎日の料理に欠かせない玉ねぎだからこそ、正しい保存方法をマスターして最後の1個まで美味しく使い切りましょう。
玉ねぎの保存で最も大切な「湿気対策」

玉ねぎの保存で最も重要なのは湿気を避けることです。湿気が玉ねぎの最大の敵である理由を理解しましょう。
玉ねぎは湿気に非常に弱い野菜
玉ねぎが保存中に傷む最大の原因は「湿気」です。玉ねぎは乾燥した環境を好む野菜で、湿度が高い環境に置くとカビが生えたり、根が伸びたり、芽が出たりして傷みが早くなります。スーパーで買ったまま玉ねぎをビニール袋に入れっぱなしにしていませんか?ビニール袋の中は蒸れやすく、玉ねぎから出る水分が袋内にこもって湿度が上がり、カビの発生を促進してしまいます。買ってきたらまずビニール袋から出すことが、玉ねぎの長期保存の第一歩。「ビニール袋は玉ねぎの敵」と覚えておきましょう。風通しの良い環境で乾燥状態を保つことが、玉ねぎを長持ちさせる最大のコツなんですよ。
通常の玉ねぎと新玉ねぎの保存性の違い
| 玉ねぎの種類 | 常温保存 | 冷蔵保存 | 冷凍保存 |
|---|---|---|---|
| 通常の玉ねぎ(ひね玉ねぎ) | 1〜2ヶ月 | 約1ヶ月 | 約1ヶ月 |
| 新玉ねぎ | △(3〜4日が限度) | 約1週間 | 約1ヶ月 |
| 紫玉ねぎ(赤玉ねぎ) | 2〜3週間 | 約1ヶ月 | 約1ヶ月 |
| カットした玉ねぎ | ×(NG) | 2〜3日 | 約1ヶ月 |
通常の玉ねぎ(ひね玉ねぎ)は皮が乾燥していて水分が少ないため、常温保存に非常に向いています。風通しの良い場所なら1〜2ヶ月もつという長寿命が魅力です。一方、新玉ねぎは皮が薄く水分が多いため、常温保存には向いていません。新玉ねぎは冷蔵庫の野菜室で保存し、1週間以内に使い切るのが基本です。「新玉ねぎと通常の玉ねぎは保存方法が全く違う」ということを覚えておきましょう。
玉ねぎに芽が出たら食べられる?
保存中に玉ねぎから芽が出てしまうことがありますが、芽が出た玉ねぎでも食べることはできます。芽にはじゃがいものソラニンのような毒性はないため安全です。ただし、芽に栄養を奪われている分、玉ねぎ本体の味と栄養が落ちています。芽が短い(1〜2cm程度)うちは、芽を取り除いて本体を料理に使えます。芽が長く伸びて(5cm以上)しまったり、玉ねぎ本体がスカスカになっていたりする場合は、味が大幅に落ちているため廃棄した方が良いでしょう。芽が出るのを防ぐには、温度管理が重要。15℃以下の環境で保存すると芽が出にくくなりますよ。
玉ねぎにカビが生えたら食べられる?
玉ねぎにカビが生えた場合、カビの位置と程度によって判断が異なります。外側の皮に黒カビ(黒い粉のようなもの)がついている場合は、カビのついた皮を取り除けば中身は問題なく食べられます。黒カビは玉ねぎの表皮によく見られるもので、中まで浸透していることは稀です。白いカビや青カビが中身まで広がっている場合は、その部分を厚めに取り除けば残りは食べられますが、全体に広がっている場合は廃棄しましょう。玉ねぎの根の部分からカビが発生しやすいため、根が湿っている玉ねぎは要注意。カビを防ぐ最良の方法は、湿気を避けて風通しの良い場所で保存することですよ。
新鮮な玉ねぎの選び方
長持ちさせるためには、購入時に新鮮なものを選ぶことが大切です。新鮮な玉ねぎの特徴は、頭部(芽が出る部分)がキュッと締まっていること、持ったときにずっしり重いこと、皮が乾いていてパリッとしていること、表面に傷やへこみがないこと、根が乾いていることです。逆に、頭部がふにゃっとしていたり、軽く感じたり、皮が湿っていたりするものは鮮度が落ちています。特に「頭部が柔らかい」のは中心部から傷み始めているサインなので避けましょう。箱買いする場合は、箱の底に傷んだものがないかもチェックしてくださいね。
玉ねぎはお弁当の味付けの名脇役。みじん切りにして冷凍しておけば、朝のチャーハンや卵焼きにサッと加えるだけで風味がアップします。炒めると甘みが出るため、お弁当のおかずの味付けが格段に美味しくなりますよ。
【常温】玉ねぎの常温保存で1〜2ヶ月もたせる方法
玉ねぎの常温保存は最も長持ちする保存方法です。ネット吊るし保存と新聞紙保存の2つを紹介します。
ネットに入れて吊るす保存方法(最強テクニック)
- 排水口ネット、みかんネット、またはストッキングを用意する
- ネットに玉ねぎを1個入れたら結び目を作る。また1個入れて結び目…を繰り返す
- 風通しが良く、直射日光が当たらない場所に吊るす
- 使うときは下から順に結び目の上をハサミで切って取り出す
ネット吊るし保存は、玉ねぎの常温保存で最も効果的な方法です。吊るすことで360度空気が当たるため湿気がこもらず、玉ねぎ同士が触れ合うこともないためカビの発生リスクが最小限に。この方法なら1〜2ヶ月は新鮮な状態を保てます。ストッキングを使う場合は、使い古した薄手のストッキングが最適。通気性が高く、伸縮性があるため玉ねぎを入れやすいです。吊るす場所は軒先、ベランダの日陰、キッチンのフックなどが適しています。ネットに入れた玉ねぎを吊るしている風景はどこか懐かしい田舎の風景のようで、インテリアとしても味がありますよ。
マンションでの吊るし保存の工夫
「マンション住まいで吊るす場所がない」という方のための工夫を紹介します。キッチンのレンジフードにS字フックをかけてネットを吊るす方法が最も手軽です。レンジフードは換気によって空気の流れがあるため、玉ねぎの保存にも適しています。吊り戸棚の取っ手部分にフックを付けて吊るす方法もあります。ベランダに洗濯物干し用のフックがあれば、そこに吊るすのもOK。ただし直射日光が当たる場所は避けてください。吊るすスペースが全くない場合は、次項の「新聞紙で包む方法」がおすすめ。吊るす方法にこだわらず、「風通し+乾燥」の環境を確保できれば同じ効果が得られますよ。
新聞紙で包んで保存する方法(吊るせない場合)
吊るすスペースがない場合は、玉ねぎを1個ずつ新聞紙やキッチンペーパーで包み、通気性の良いカゴや段ボール箱に入れて保存しましょう。新聞紙が余分な水分を吸収し、適度な乾燥状態を保ってくれます。玉ねぎ同士が直接触れ合わないように間隔を空けて並べることが大切です。段ボール箱に入れる場合は蓋を開けたまま、風通しの良い冷暗所に置きましょう。100均で買えるカゴに新聞紙を敷いて玉ねぎを並べるのもおしゃれで実用的です。この方法でも1〜2ヶ月程度の保存が可能。「吊るす」のが無理でも「包んでカゴに入れる」だけで十分長持ちしますよ。
常温保存の適切な温度と場所
玉ねぎの常温保存に適した温度は1〜15℃です。0℃以下になると凍ってしまい、15℃以上だと芽が出やすくなります。夏場(室温25℃以上)は常温保存が難しくなるため、冷蔵庫の野菜室に移しましょう。冬場は廊下や玄関、暖房が効いていない部屋が適しています。暖房の効いた部屋に玉ねぎを置くと芽が出やすいので注意。保存場所のポイントは「風通し」「冷暗所」「乾燥」の3つ。直射日光は厳禁です。日光に当たると皮が緑色に変色し、苦味が出ることがあります。「暗くて涼しくて風が通る場所」が玉ねぎの保存に最適な環境ですよ。
夏場は常温保存から冷蔵保存に切り替える
夏場(室温25℃以上)は玉ねぎの常温保存が難しくなります。高温多湿の環境では芽が出やすく、カビの発生リスクも高まります。夏場は迷わず冷蔵庫の野菜室に移しましょう。ただし、冷蔵庫に入れる前にビニール袋から出して新聞紙で包んでからポリ袋に入れること。ビニール袋のまま冷蔵庫に入れると蒸れてカビの原因になります。エアコンで室温が25℃以下に保たれている部屋であれば、夏場でも常温保存は可能です。「室温25℃」を目安に、常温から冷蔵への切り替えを判断してくださいね。
玉ねぎを買ったらすぐにビニール袋から出して、ネットに入れて吊るすかカゴに並べるだけ。この1分の作業で保存期間が1〜2ヶ月に延びますよ。
【冷蔵】玉ねぎの冷蔵保存方法

夏場や新玉ねぎの保存には冷蔵庫が最適です。正しいやり方で鮮度を保ちましょう。
丸ごと玉ねぎの冷蔵保存方法
丸ごとの玉ねぎを冷蔵保存する場合は、1個ずつ新聞紙やキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて口を軽く閉じてから野菜室に入れます。新聞紙が余分な水分を吸収し、ポリ袋が乾燥を防ぐダブル効果で、約1ヶ月保存可能です。ポリ袋の口は完全に閉じず、少し開けておくのがコツ。完全に密封すると蒸れの原因になります。新玉ねぎの場合は新聞紙で包んでからポリ袋に入れて野菜室へ。新玉ねぎは水分が多いため冷蔵でも約1週間が限度です。できるだけ早く食べ切りましょう。
カットした玉ねぎの冷蔵保存方法
使いかけの玉ねぎは、断面にラップをぴったり密着させてから冷蔵庫に入れましょう。断面が空気に触れると酸化して匂いが強くなり、冷蔵庫内の他の食品に匂いが移ることもあります。半分にカットした場合は根の部分をそのまま残しておくと、残った半分が乾燥しにくくなります。根を切り落とすと切り口が増えて乾燥と酸化が進むためです。カットした玉ねぎの冷蔵保存期間は2〜3日が目安。スライスやみじん切りにした場合はさらに短く、当日〜翌日中に使い切るのが理想です。すぐに使わない場合は、カットした状態で冷凍保存に切り替えましょう。
新玉ねぎの冷蔵保存のポイント
新玉ねぎ(3〜5月に出回る白い皮の玉ねぎ)は、通常の玉ねぎとは保存方法が全く異なります。新玉ねぎは乾燥処理がされておらず水分が多いため、常温保存には不向き。必ず冷蔵庫の野菜室で保存してください。新玉ねぎは1個ずつ新聞紙で包んでからポリ袋に入れて野菜室に。保存期間は約1週間と短めです。新玉ねぎの魅力はみずみずしさと甘みにあるため、できるだけ早く食べるのが一番。サラダやオニオンスライスで生食するのが新玉ねぎの醍醐味です。冷蔵保存でも日に日に水分が抜けていくため、買ったらすぐに食べるか、食べきれない分は早めに冷凍保存に回しましょう。
玉ねぎの匂いが冷蔵庫に充満する問題の解決法
玉ねぎを冷蔵庫に入れると、独特の匂いが庫内に広がることがあります。特にカットした玉ねぎは匂いが強くなるため、他の食品に匂いが移ってしまうことも。対策はシンプルで、玉ねぎを「新聞紙+ポリ袋の二重包装」にすること。ラップだけでは匂いを完全に遮断できませんが、新聞紙が匂いを吸着し、ポリ袋が外への拡散を防いでくれます。ジッパー付きポリ袋を使うとさらに密封性がアップ。カットした玉ねぎは密封容器(タッパー)に入れてから冷蔵すると、匂い移りをほぼ完全に防げますよ。冷蔵庫に脱臭剤を置いておくのも効果的です。
「玉ねぎの保存は面倒そう」と思わなくて大丈夫。通常の玉ねぎなら「ビニール袋から出してカゴに入れる」だけ。新玉ねぎなら「新聞紙に包んで冷蔵庫」だけ。シンプルですよ。
【冷凍】玉ねぎの冷凍保存で時短料理に大活躍
玉ねぎは冷凍保存との相性が抜群。カット済みで冷凍しておくと、毎日の料理の時短に直結します。
みじん切り玉ねぎの冷凍が最強の時短ストック
玉ねぎの冷凍保存で最もおすすめなのが「みじん切り冷凍」です。玉ねぎを数個まとめてみじん切りにし、フリーザーバッグに薄く平らに入れて冷凍します。菜箸で線をつけておくと使いたい分だけパキッと折って取り出せて便利。凍ったままフライパンに入れれば、そのまま炒められます。冷凍した玉ねぎは細胞が壊れているため、通常よりも早くしんなりして飴色になりやすいんです。オニオンスープやハンバーグの飴色玉ねぎが通常の半分の時間で作れるという嬉しいメリットも。チャーハン、カレー、ハンバーグ、オムライス…毎日の料理に玉ねぎのみじん切りが必要な場面は多いですよね。週末に5〜6個分をまとめてみじん切りにして冷凍しておけば、平日の料理がびっくりするほど楽になりますよ。保存期間は約1ヶ月です。
スライス玉ねぎの冷凍保存方法
スライスした玉ねぎの冷凍もとても便利です。玉ねぎを薄切りにして、フリーザーバッグに薄く平らに入れて空気を抜いて冷凍します。凍ったまま牛丼や生姜焼き、野菜炒めにそのまま投入できます。冷凍スライス玉ねぎは火の通りが早いため、調理時間が大幅に短縮できるのもメリット。カレーに入れる場合も、凍ったまま鍋に入れればすぐに柔らかくなります。スライスの厚さは用途に合わせて、薄切り(1〜2mm)はサラダや牛丼用、くし切り(5〜8mm)はカレーや肉じゃが用と使い分けると良いですよ。保存期間はみじん切りと同じく約1ヶ月です。
飴色玉ねぎを冷凍する方法(究極の時短ストック)
究極の時短ストックが「飴色玉ねぎの冷凍」です。休日に玉ねぎ5〜6個分を弱火で30〜40分かけてじっくり炒め、飴色になったらフリーザーバッグに薄く平らに入れて冷凍します。飴色玉ねぎは旨味が凝縮されているため、カレー、オニオンスープ、ハンバーグのタネなどに加えるだけで味が格段にアップ。通常は30分以上かかる飴色玉ねぎが、冷凍庫から出してそのまま鍋に入れるだけで使えるのは圧倒的な時短です。1回分(大さじ2〜3程度)ずつラップで小分けにして冷凍すると、使いやすさがさらにアップ。保存期間は約1ヶ月。「週末に飴色玉ねぎを仕込む」ルーティンを作ると、平日の料理が革命的に楽になりますよ。
冷凍玉ねぎの解凍方法と使い方
冷凍した玉ねぎは基本的に「凍ったまま調理」が最適です。みじん切りもスライスも、凍ったままフライパンや鍋に入れればOK。自然解凍すると水分が大量に出てべちゃっとなるため、加熱調理に使うなら凍ったまま投入が鉄則です。最初は水分が出ますが、強火で飛ばしながら炒めれば問題ありません。サラダなど生食には冷凍玉ねぎは不向きなので、生食用は冷蔵保存の玉ねぎを使いましょう。飴色玉ねぎの冷凍も、凍ったまま鍋に入れてカレーやスープに使えます。「冷凍玉ねぎは加熱調理専用」と割り切れば、使い方に迷うことはありませんよ。
週末に玉ねぎ5〜6個をまとめてみじん切り→フリーザーバッグに冷凍。15分の作業で、平日5日間の「玉ねぎの下ごしらえ」がゼロになります。毎朝のお弁当作りも劇的に楽になりますよ。
玉ねぎのお弁当活用レシピと保存食
玉ねぎはお弁当のおかず作りに欠かせない万能野菜です。冷凍ストックを使った時短レシピを紹介します。
冷凍玉ねぎで作るお弁当おかず3選
- 玉ねぎ入りつくね:冷凍みじん切り玉ねぎ+鶏ひき肉+卵+片栗粉を混ぜて丸めて焼く。甘辛タレで照り焼きに。冷凍ストックも可能
- オニオンリング:冷凍スライス玉ねぎをリング状に成形し、衣をつけて揚げる。お弁当のサブおかずにぴったり
- 玉ねぎ入り卵焼き:冷凍みじん切り玉ねぎを卵液に混ぜて焼くだけ。玉ねぎの甘みが効いたふんわり卵焼きに
冷凍みじん切り玉ねぎのストックがあれば、これらのお弁当おかずが5〜10分で作れます。特に「玉ねぎ入りつくね」はまとめて作って冷凍ストックしておけば、朝はレンジで温めるだけ。甘辛タレが染みたつくねは冷めても美味しいのでお弁当向きですよ。
玉ねぎの常備菜レシピ
玉ねぎで作る常備菜をストックしておけば、お弁当の「あと一品」に困りません。「オニオンマリネ」はスライスした玉ねぎを酢・砂糖・塩・オリーブオイルで和えるだけ。冷蔵で約1週間もち、サラダのトッピングやサンドイッチの具材として大活躍します。「玉ねぎの甘酢漬け」は、薄切り玉ねぎに甘酢(酢+砂糖+塩)を注いで冷蔵庫に入れるだけ。2〜3日後から食べ始められ、冷蔵で約2週間保存可能。さっぱりした味わいでお弁当の箸休めにぴったりです。「飴色玉ねぎの冷凍ストック」は前述の通り、カレーやスープに加えるだけで味が格段にアップ。どれもまとめて作っておくと平日のお弁当作りが楽になりますよ。
玉ねぎの大量消費アイデア
玉ねぎが大量にある場合の消費アイデアを紹介します。「オニオンスープ」は玉ねぎを3〜4個分使えるため大量消費に最適。薄切り玉ねぎをバターでじっくり炒めてコンソメスープで煮込むだけの簡単レシピですが、玉ねぎの甘みが凝縮された深い味わいに。冷凍保存も可能で、製氷皿に入れてスープキューブにしておくと朝食やお弁当のスープに使えます。「オニオンリングフライ」は玉ねぎの大量消費&お弁当のおかずになる一石二鳥メニュー。「玉ねぎドレッシング」はすりおろした玉ねぎに酢・醤油・油を混ぜるだけの万能ドレッシング。冷蔵で約2週間もちます。「カレー」は言わずもがな、玉ねぎ3〜4個使うので最強の大量消費料理ですよ。
玉ねぎの皮の活用法
玉ねぎの茶色い皮にも活用法があります。玉ねぎの皮には「ケルセチン」というポリフェノールの一種が豊富に含まれており、抗酸化作用や血液サラサラ効果が期待できます。「玉ねぎ皮茶」は、乾燥させた玉ねぎの皮(2〜3個分)に水500mlを加えて10分煮出すだけで完成。ほんのり甘く、飲みやすい健康茶です。「出汁に使う」方法も効果的で、皮を出汁パックに入れてスープやカレーの煮汁に加えると、コクと深みが出ます。「植物の肥料」として、乾燥させた皮を細かくして土に混ぜると、カリウムが植物の成長を助けてくれます。玉ねぎは皮まで活用すれば食品ロスゼロで楽しめますよ。
冷凍みじん切り玉ねぎは「お弁当の隠れた主役」です。ハンバーグ、つくね、チャーハン、卵焼き…あらゆるお弁当おかずに使え、凍ったまま加えるだけで甘みとコクがプラス。冷凍庫に常備しておくと安心ですよ。
よくある質問(Q&A)
玉ねぎの保存方法について、よくある疑問にお答えします。
Q1. 玉ねぎは冷蔵庫と常温、どちらで保存すべきですか?
通常の玉ねぎ(ひね玉ねぎ)は室温15℃以下なら常温保存が最も長持ちします(1〜2ヶ月)。夏場や室温が高い場合は冷蔵庫の野菜室へ(約1ヶ月)。新玉ねぎは水分が多いため常温保存に不向きで、冷蔵庫が基本(約1週間)。「通常の玉ねぎ→まず常温、暑くなったら冷蔵」「新玉ねぎ→冷蔵一択」と覚えましょう。
Q2. 玉ねぎに芽が出てしまいました。食べても大丈夫ですか?
芽が出た玉ねぎも食べられます。芽にはじゃがいものような毒性はありません。芽を取り除いて本体を料理に使えますが、芽が長く伸びて本体がスカスカになっている場合は味が落ちているため廃棄した方が良いでしょう。芽の発生を防ぐには、15℃以下の涼しい場所で保存することが効果的ですよ。
Q3. 冷凍した玉ねぎは解凍してから使いますか?
加熱調理に使うなら凍ったまま使えます。フライパンや鍋に凍ったまま投入してOK。冷凍した玉ねぎは細胞が壊れているため火の通りが早く、通常より短時間で柔らかくなります。自然解凍すると水分が大量に出るため、サラダなどの生食には不向き。「冷凍玉ねぎは加熱調理専用」と覚えておきましょう。
Q4. 玉ねぎを切ると涙が出ます。冷凍すると涙が出なくなりますか?
冷凍した玉ねぎを凍ったまま切ると、涙の原因物質(硫化アリル)の揮発が抑えられるため、ある程度涙を防げます。もう1つの方法として、玉ねぎを切る30分前に冷蔵庫で冷やしておくだけでも効果があります。よく切れる包丁を使うことも涙対策に有効で、切れ味の悪い包丁は細胞を潰して刺激成分を大量に放出するため涙が出やすくなります。
Q5. 新玉ねぎを長期保存する方法はありますか?
新玉ねぎを長期保存するなら冷凍が唯一の方法です。薄切りやみじん切りにしてフリーザーバッグに入れれば約1ヶ月保存可能。ただし冷凍すると新玉ねぎのみずみずしさや独特のシャキシャキ感は失われるため、加熱調理用と割り切りましょう。新玉ねぎのサラダなど生食は、冷蔵保存で1週間以内に楽しんでくださいね。
Q6. 玉ねぎの外側の皮が黒いのですが、カビですか?
玉ねぎの外側の茶色い皮に黒い粉のようなものがついている場合、これは「黒カビ」の可能性が高いですが、外側の皮に留まっていることがほとんどです。黒い皮を2〜3枚むいて白いきれいな部分が出てくれば、問題なく食べられます。黒カビが内部の白い部分まで浸透していることは稀です。ただし、内部にまで黒い斑点が広がっている場合はその部分を厚めに取り除いてから使いましょう。全体的に黒くなっている場合は廃棄が安全です。カビの予防は「湿気を避けて風通しの良い場所で保存する」のが一番。ビニール袋に入れっぱなしにしないことが最大の予防策ですよ。
Q7. 玉ねぎとじゃがいもを一緒に保存してもいいですか?
玉ねぎとじゃがいもを同じ場所で保存するのは避けた方が良いでしょう。玉ねぎから出るエチレンガスがじゃがいもの発芽を促進するという説と、逆にりんごのエチレンガスがじゃがいもの発芽を抑えるという説がありますが、湿気の問題としては、玉ねぎが放出する水分がじゃがいもにカビを生えやすくする可能性があります。可能であれば別々の場所で保存するのが安全です。どちらも風通しの良い冷暗所で保存する点は共通していますが、隣り合わせよりも少し離して置く方が両方長持ちしますよ。
まとめ
玉ねぎの保存方法について、常温の吊るし保存から冷蔵・冷凍テクニック、新玉ねぎの保存の違い、お弁当活用レシピまで詳しくご紹介しました。大切なポイントをおさらいしましょう。
- 通常の玉ねぎはネットに入れて吊るす常温保存が最強。風通しの良い冷暗所で1〜2ヶ月もちます
- 吊るせない場合は新聞紙で包んでカゴへ。「風通し+乾燥」の環境が保てれば同等の効果
- 新玉ねぎは常温NG、冷蔵で約1週間。水分が多いため長期保存には冷凍を
- 夏場は冷蔵保存に切り替え。室温25℃を超えたらビニール袋から出して冷蔵庫へ
- 冷凍みじん切りが時短料理の最強ストック。凍ったまま加えるだけで甘みとコクがプラス
- 飴色玉ねぎの冷凍は究極の時短アイテム。カレーやスープが劇的に美味しくなる
- 芽が出ても食べられる。ただし味は落ちるので早めに使い切りましょう
玉ねぎは和洋中すべての料理に使える万能野菜であり、お弁当のおかず作りにも欠かせない存在です。正しい保存方法を知っていれば、まとめ買いしても最後の1個まで美味しく使い切れます。
毎日の料理に玉ねぎを使うなら、冷凍みじん切りのストックは本当に便利です。週末に15分かけてまとめて仕込んでおくだけで、平日のお弁当作りが見違えるほど楽になります。凍ったままフライパンに入れるだけで、チャーハンや卵焼き、ハンバーグなどあらゆるお弁当おかずに使えます。
玉ねぎは安くて栄養豊富、しかも料理の味を格段に引き上げてくれる食材です。常温で1〜2ヶ月もつという保存性の高さも魅力で、まとめ買いにも向いています。ネットに入れて吊るすもよし、新聞紙に包んでカゴに並べるもよし、みじん切りにして冷凍するもよし。自分のライフスタイルに合った保存方法を見つけて、玉ねぎの美味しさを毎日の食卓にフルに活かしてくださいね。正しい保存方法が身につけば、もう「玉ねぎに芽が出てしまった」「カビが生えて捨てるしかない」ということがなくなりますよ。

コメント