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えのきの保存方法完全ガイド|冷蔵・冷凍・干しえのきで長持ちさせるコツ

えのきの保存方法

えのきは価格が安く、さまざまな料理に使える便利なきのこです。しかし、買ってきたまま冷蔵庫に入れておくと、すぐにしなびたり変色したりしてしまいますよね。

この記事では、えのきの正しい保存方法を冷蔵・冷凍・干しえのき別に詳しく解説します。保存期間の目安や新鮮なえのきの選び方、傷んだえのきの見分け方、おすすめの調理法まで網羅しているので、ぜひ参考にしてください。

目次

えのきの特徴と栄養価

えのきの保存方法

えのきは年間を通して安定した価格で手に入る、家計に優しいきのこです。スーパーでは1袋100円前後で販売されており、低カロリーで栄養価が高いため、ダイエット中の方にも人気があります。シャキシャキとした独特の食感と、クセのない味わいが特徴で、鍋物から炒め物、スープまで幅広い料理に活用できます。和食・洋食・中華など、ジャンルを問わず使えるのも大きな魅力です。

えのきの基本情報

項目 内容
正式名称 エノキタケ(榎茸)
旬の時期 天然物は11月〜3月(栽培品は通年出荷)
主な産地 長野県(全国シェア約60%)、新潟県、福岡県
カロリー 22kcal(100gあたり)
特徴 シャキシャキとした食感、クセのない味わい
可食部 約85%(石づき部分を除く)
1袋の重さ 約200g(石づきを除くと約170g)

えのきに含まれる主な栄養素

えのきは低カロリーながら、ビタミンB群や食物繊維が豊富に含まれています。特に疲労回復に効果的なビタミンB1の含有量は、きのこ類の中でもトップクラスです。毎日の食事に取り入れることで、健康維持に役立てることができます。

栄養素 含有量(100gあたり) 主な効果
食物繊維 3.9g 整腸作用、便秘予防、血糖値上昇抑制
ビタミンB1 0.24mg 疲労回復、糖質代謝促進
ビタミンB2 0.17mg 皮膚や粘膜の健康維持
ナイアシン 6.8mg エネルギー代謝の促進
カリウム 340mg むくみ予防、血圧調整
葉酸 75μg 貧血予防、細胞の生成をサポート
パントテン酸 1.4mg ストレス緩和、代謝促進
ビタミンD 0.9μg カルシウムの吸収促進、骨の健康

えのきの健康効果

えのきには「エノキタケリノール酸」という特有の成分が含まれており、内臓脂肪を減少させる効果が期待されています。また、βグルカンが免疫力を高める働きがあり、風邪予防や健康維持に役立つ食材です。さらに、GABA(ギャバ)も含まれており、リラックス効果やストレス軽減にも効果的とされています。キノコキトサンという成分には脂肪の吸収を抑える働きがあり、ダイエット食材としても注目されています。

天然えのきと栽培えのきの違い

スーパーで販売されている白くて細長いえのきは、光を当てずに栽培された「栽培えのき」です。一方、天然のえのきは茶色っぽい色をしており、傘が大きく開いているのが特徴です。天然えのきは「ユキノシタ」とも呼ばれ、冬の木の根元に生えることから名付けられました。

比較項目 栽培えのき 天然えのき
白色または淡黄色 茶褐色
形状 細長く、傘が小さい 傘が大きく開いている
味わい クセがなくあっさり うま味が濃く風味豊か
入手方法 スーパーで通年購入可能 冬季限定、道の駅や産直など
価格 1袋100円前後 希少なため高価

新鮮なえのきの選び方

えのきを購入する際は、鮮度の良いものを選ぶことが大切です。新鮮なえのきを選ぶことで、保存期間も長くなり、より美味しく食べることができます。スーパーの売り場では、棚の奥にある商品の方が新しいことが多いので、チェックしてみましょう。

新鮮なえのきの見分け方

チェックポイント 新鮮なえのき 鮮度が落ちたえのき
全体の色 白くツヤがある 黄ばみや茶色っぽい変色がある
傘の状態 小さく閉じている 開いている、しなびている
軸の状態 まっすぐでハリがある 曲がっている、ぐにゃっとしている
石づき部分 白くきれい 茶色く変色している
袋の内側 水滴がない 水滴が多く付いている
香り きのこ特有の良い香り 酸っぱい臭いがする
全体のまとまり 束がしっかりまとまっている バラバラに崩れている

購入時のポイント

えのきは袋に入った状態で販売されていることが多いですが、袋の中の水滴の量をチェックしましょう。水滴が多いと傷みが早くなります。また、根元がしっかりしていて、全体的にまとまりがあるものを選ぶと良いでしょう。製造日や消費期限も確認し、できるだけ新しいものを選びましょう。

えのきの保存期間の目安|保存方法別比較

えのきは水分が多く傷みやすいきのこです。購入後そのまま冷蔵庫に入れると、2〜3日で傷み始めてしまいます。保存方法によって日持ちが大きく変わるので、使い切る期間に合わせて最適な保存方法を選びましょう。正しい保存方法を知っておくことで、食材を無駄にせず経済的に使えます。

保存方法別の保存期間一覧

保存方法 保存期間の目安 おすすめ度 用途
常温保存 1〜2日 ★☆☆☆☆ すぐに使う場合のみ
冷蔵保存(袋のまま) 3〜4日 ★★★☆☆ 数日中に使い切る場合
冷蔵保存(新聞紙包み) 約1週間 ★★★★☆ 1週間以内に使う場合
冷蔵保存(水に浸ける) 約10日 ★★★★☆ より長く冷蔵保存したい場合
冷凍保存(生のまま) 約1か月 ★★★★★ 長期保存したい場合
冷凍保存(加熱後) 約1か月 ★★★★★ 調理の時短をしたい場合
干しえのき 約1か月 ★★★★☆ 栄養価を高めたい場合
えのき氷 約2か月 ★★★★★ 手軽に料理に加えたい場合

えのきの冷蔵保存方法

えのきを数日中に使い切る予定がある場合は、冷蔵保存が適しています。ただし、購入時の袋のまま保存すると早く傷んでしまうため、ひと手間加えることで保存期間を延ばすことができます。冷蔵保存の基本は「水分を避ける」ことです。

方法1:新聞紙で包んで保存(約1週間)

最も手軽で効果的な冷蔵保存方法です。新聞紙がえのきの余分な水分を吸収し、適度な湿度を保ってくれます。

【用意するもの】

  • えのき
  • 新聞紙またはキッチンペーパー
  • ポリ袋

【手順】

  1. えのきを購入時の袋から取り出す
  2. 石づきは切らずにそのままの状態で新聞紙またはキッチンペーパーで包む
  3. ポリ袋に入れて軽く口を閉じる(完全に密閉しない)
  4. 冷蔵庫の野菜室で保存する

保存期間:約1週間

ポイント:新聞紙がない場合はキッチンペーパー2〜3枚で代用できます。

方法2:石づきを水に浸けて保存(約10日)

石づき部分を水に浸けることで、えのきに水分を供給しながら保存する方法です。少し手間がかかりますが、より長く新鮮さを保てます。

【用意するもの】

  • えのき
  • 密閉容器またはタッパー

【手順】

  1. えのきの石づき部分を1〜2cm残して切り落とす
  2. 密閉容器に石づきを下にしてえのきを立てて入れる
  3. 石づきが浸かる程度の水を入れる(えのき全体が浸からないように)
  4. 蓋をして冷蔵庫で保存
  5. 2〜3日に1回水を取り替える

保存期間:約10日

ポイント:水を取り替えるのを忘れないようにしましょう。水が濁ってきたらすぐに取り替えてください。

方法3:カットして保存(3〜4日)

使いやすい大きさにカットしてから保存する方法です。調理の手間が省けて便利ですが、保存期間は短くなります。

【用意するもの】

  • えのき
  • 保存容器またはジッパー付き保存袋
  • キッチンペーパー

【手順】

  1. えのきの石づきを切り落とす
  2. 食べやすい長さに切り、ほぐしておく
  3. キッチンペーパーを敷いた保存容器に入れる
  4. 蓋をして冷蔵庫で保存

保存期間:3〜4日

ポイント:すぐに調理に使えて便利ですが、カットすると傷みやすくなるため早めに使い切りましょう。

冷蔵保存のコツ

えのきは水分を嫌うため、保存前に洗わないことが大切です。また、野菜室は冷蔵室より温度が高めで湿度も適度に保たれるため、えのきの保存に適しています。袋の口を完全に閉じてしまうと蒸れて傷みやすくなるので、少し空気の通り道を作っておきましょう。また、他の野菜から出るエチレンガスの影響を受けると傷みが早くなるため、りんごやバナナとは離して保存することをおすすめします。

えのきの冷凍保存方法

えのきを長期保存したい場合は、冷凍保存がおすすめです。冷凍することで約1か月間保存でき、さらに旨味が増すというメリットもあります。きのこ類は冷凍によって細胞壁が壊れ、加熱調理した際に旨味成分が出やすくなります。これは科学的にも証明されていることで、冷凍えのきを使った料理は生のえのきよりも旨味が強くなります。

方法1:生のまま冷凍保存

最もシンプルな冷凍方法です。使いたい時にサッと取り出せて便利です。

【用意するもの】

  • えのき
  • 冷凍用保存袋(ジッパー付き)

【手順】

  1. えのきの石づきを切り落とす
  2. 食べやすい大きさにほぐす
  3. 水洗いせずに冷凍用保存袋に入れる
  4. できるだけ空気を抜いて密閉する
  5. 金属トレーに乗せて冷凍庫で急速冷凍する

保存期間:約1か月

ポイント:平らにして冷凍すると、使いたい分だけ折って取り出せて便利です。

方法2:加熱してから冷凍保存

加熱してから冷凍すると、解凍後すぐに料理に使えます。時短調理に最適な方法です。

【用意するもの】

  • えのき
  • フライパンまたは電子レンジ
  • 冷凍用保存袋

【手順】

  1. えのきの石づきを切り落とし、ほぐす
  2. フライパンで軽く炒める、または電子レンジで1〜2分加熱する
  3. 粗熱を取る
  4. 使いやすい量に小分けして冷凍用保存袋に入れる
  5. 平らにして冷凍する

保存期間:約1か月

ポイント:加熱してから冷凍すると、解凍後そのまま料理に使えて時短になります。お弁当のおかず作りにも便利です。

方法3:えのき氷にして冷凍保存

えのきをペースト状にして凍らせた「えのき氷」は、料理に手軽に加えられる便利な保存方法です。テレビでも紹介され、ダイエット効果があると話題になりました。毎日の食事に手軽にえのきの栄養を取り入れられます。

【用意するもの】

  • えのき:300g(約2袋)
  • 水:400ml
  • ミキサーまたはブレンダー
  • 製氷皿

【手順】

  1. えのきの石づきを切り落とし、ざく切りにする
  2. ミキサーにえのきと水を入れ、ペースト状になるまで撹拌する
  3. 鍋に移し、弱火で約1時間かき混ぜながら煮詰める
  4. とろみが出て量が半分程度になったら火を止める
  5. 粗熱が取れたら製氷皿に流し込む
  6. 冷凍庫で凍らせる
  7. 凍ったら製氷皿から取り出し、冷凍用保存袋に移す

保存期間:約2か月

使い方:味噌汁やスープ、カレー、煮物などに1〜2個加えるだけでOK。溶けて料理に溶け込むので、えのきが苦手な方やお子様にも食べやすいです。

冷凍えのきの解凍方法と使い方

調理法 解凍方法 ポイント
味噌汁・スープ 凍ったまま鍋に入れる 沸騰したところに加える
鍋物 凍ったまま加える 他の具材と一緒に煮込む
炒め物 凍ったまま炒める 水分が出るので強火で手早く
パスタ 凍ったまま加える ソースと一緒に加熱
和え物 電子レンジで解凍 水気をしっかり切る
炊き込みご飯 凍ったまま炊飯器へ 水加減は通常通りでOK

冷凍えのきは解凍不要!

冷凍したえのきは、基本的に解凍せずにそのまま調理に使えます。凍ったまま加熱することで、旨味が溶け出しやすくなり、料理が美味しく仕上がります。自然解凍すると水分が出てべちゃっとした食感になってしまうため、避けましょう。急いでいる場合も、電子レンジでの解凍より凍ったまま調理する方がおすすめです。

干しえのきの作り方と保存方法

えのきの保存方法

えのきを天日干しにすると、旨味と栄養価がアップします。ビタミンDは生のえのきの約2倍に増加し、独特の歯ごたえと濃厚な風味が楽しめます。干しえのきは常温で保存できるため、冷蔵庫のスペースを取らないというメリットもあります。

干しえのきの作り方

【用意するもの】

  • えのき
  • ザルまたは干し網

【手順】

  1. えのきの石づきを切り落とし、ほぐす
  2. 水洗いせずにザルや干し網に広げる
  3. えのきが重ならないように並べる
  4. 風通しの良い日陰で2〜3日干す
  5. 途中で裏返して均一に乾燥させる
  6. カラカラに乾燥したら保存容器に入れる

保存期間:常温で約1か月、冷蔵で約2か月

干す時間の目安:半干し(セミドライ)なら半日〜1日、完全乾燥なら2〜3日

ポイント:天気の良い日に干すのが理想的ですが、湿度の高い日は室内で扇風機の風を当てて干すこともできます。

干しえのきの戻し方と使い方

戻し方 方法 時間の目安
水で戻す 水に浸けて戻す 20〜30分
ぬるま湯で戻す ぬるま湯に浸けて戻す 10〜15分
そのまま使う 味噌汁やスープに直接入れる 戻し不要

干しえのきの活用法

干しえのきの戻し汁には旨味成分がたっぷり含まれているので、捨てずに出汁として活用しましょう。味噌汁や煮物の出汁として使うと、深みのある味わいになります。また、干しえのきは炒め物に加えると、独特の食感が楽しめます。

傷んだえのきの見分け方

えのきは傷みやすい食材なので、調理前に状態をチェックすることが大切です。特に購入してから数日経ったえのきは、使用前に必ず確認しましょう。以下の特徴がある場合は、食べるのを避けてください。

食べてはいけないえのきの特徴

チェック項目 正常な状態 傷んでいる状態
白〜淡黄色 茶色や黒っぽく変色している
触感 シャキッとしてハリがある ぬめりがある、ベタベタする
臭い きのこ特有の香り 酸っぱい臭い、異臭がする
軸の状態 しっかりしている 溶けている、ドロドロしている
傘の状態 小さく閉じている 大きく開いて崩れている
カビ なし 白や青、黒のカビが生えている
水分 適度な湿り気 水っぽくなっている、汁が出ている

注意

えのきが傷んでいる場合は、その部分だけ取り除いても食べないようにしましょう。特にぬめりや異臭がある場合は、全体が傷んでいる可能性が高いです。食中毒の原因になりますので、もったいなくても処分してください。えのきは安価で手に入りやすい食材なので、無理に食べずに新しいものを購入しましょう。

えのきを使ったおすすめレシピ

えのきは様々な料理に活用できます。保存したえのきを使った簡単レシピを紹介します。冷凍えのきや干しえのきでも美味しく作れるので、ぜひお試しください。

えのきのバター醤油炒め

シンプルながら、えのきの旨味を堪能できる定番レシピです。お弁当のおかずやお酒のおつまみにもぴったりです。

【材料(2人分)】

  • えのき:1袋(200g)
  • バター:10g
  • 醤油:大さじ1
  • 塩こしょう:少々
  • 刻みネギ:適量(お好みで)

【作り方】

  1. えのきの石づきを切り落とし、ほぐす
  2. フライパンにバターを熱し、えのきを炒める
  3. しんなりしたら醤油を加えて炒め合わせる
  4. 塩こしょうで味を調えて完成
  5. お好みで刻みネギを散らす

調理時間:約5分

ポイント:冷凍えのきでも美味しく作れます。強火で手早く炒めるのがコツです。にんにくを加えるとさらに風味がアップします。

えのきの味噌汁

えのきを入れると、とろみのある美味しい味噌汁になります。食物繊維もたっぷり摂れる健康的な一品です。

【材料(2人分)】

  • えのき:1/2袋(100g)
  • 豆腐:1/4丁
  • だし汁:400ml
  • 味噌:大さじ2
  • ネギ:適量

【作り方】

  1. えのきの石づきを切り落とし、半分の長さに切る
  2. 豆腐は1cm角に切る
  3. だし汁を温め、えのきと豆腐を加える
  4. 具材に火が通ったら火を止め、味噌を溶き入れる
  5. 器に盛り、刻みネギを散らして完成

調理時間:約10分

ポイント:冷凍えのきやえのき氷を使うと、より旨味が出て美味しくなります。わかめや油揚げを加えても美味しいです。

なめたけ(自家製)

市販のなめたけより甘さ控えめで、自分好みの味付けに調整できます。作り置きしておくと便利です。

【材料】

  • えのき:2袋(400g)
  • 醤油:大さじ3
  • みりん:大さじ2
  • 酒:大さじ2
  • 砂糖:大さじ1

【作り方】

  1. えのきの石づきを切り落とし、3等分に切る
  2. 鍋に調味料をすべて入れて火にかける
  3. 煮立ったらえのきを加える
  4. 中火で5〜10分、汁気が少なくなるまで煮る
  5. 冷まして保存容器に入れる

保存期間:冷蔵で約1週間、冷凍で約1か月

ポイント:ご飯のお供にぴったり。冷奴や納豆に乗せても美味しいです。卵焼きの具にしたり、パスタに絡めたりとアレンジも自在です。

えのきステーキ

石づき部分を輪切りにして焼くだけの簡単レシピ。香ばしくてジューシーな味わいが楽しめます。

【材料(2人分)】

  • えのき:1袋
  • バター:10g
  • 醤油:大さじ1
  • 塩こしょう:少々

【作り方】

  1. えのきの石づき部分を2〜3cm残して切り、輪切りにする(厚さ1〜1.5cm)
  2. フライパンにバターを熱し、えのきを並べる
  3. 中火で両面をこんがり焼く(片面3〜4分ずつ)
  4. 醤油を回しかけ、塩こしょうで味を調える

調理時間:約10分

ポイント:焼いている途中であまり動かさないと、きれいな焼き色が付きます。お好みでレモンを絞っても美味しいです。

えのきの保存に関するQ&A

Q1. えのきは洗ってから保存した方がいいですか?

えのきは洗わずに保存しましょう。えのきは水分を嫌うため、洗ってから保存すると傷みが早くなります。調理直前に軽く水洗いするか、汚れが気になる部分だけキッチンペーパーで拭き取る程度で十分です。栽培されたえのきは清潔な環境で育てられているため、基本的には洗わなくても問題ありません。

Q2. えのきの石づきは食べられますか?

えのきの石づき(根元の硬い部分)は、おがくずなどが付いていることがあるため、1〜2cm程度切り落として使うのが一般的です。ただし、石づきの上の部分で繋がっているところは食べられます。バラバラにほぐさず、輪切りにして「えのきステーキ」として焼いて食べるのもおすすめです。石づきには旨味成分が凝縮されているので、捨てずに活用しましょう。

Q3. 冷凍したえのきはシャキシャキ感がなくなりますか?

冷凍したえのきは、生のえのきに比べるとシャキシャキ感は多少失われます。しかし、煮物や味噌汁、炒め物などの加熱調理に使う場合は、食感の違いはほとんど気になりません。むしろ冷凍することで細胞壁が壊れ、旨味成分が出やすくなるため、料理が美味しくなるというメリットがあります。食感を重視する料理には生のえのきを、旨味を重視する料理には冷凍えのきを使い分けるのがおすすめです。

Q4. えのきが茶色くなっても食べられますか?

えのきが少し黄色っぽくなる程度であれば、まだ食べられます。これは時間経過による自然な変化で、品質には問題ありません。ただし、茶色や黒っぽく変色している場合は傷んでいる可能性が高いので、食べない方が安全です。また、変色に加えて異臭やぬめりがある場合は、すでに腐敗が進んでいるため処分しましょう。

Q5. えのきは常温保存できますか?

えのきの常温保存はおすすめできません。えのきは水分が多く傷みやすいため、常温では1〜2日しか持ちません。特に夏場は数時間で傷み始めることもあります。購入後はできるだけ早く冷蔵庫に入れ、長期保存する場合は冷凍保存しましょう。干しえのきにすれば常温保存が可能ですが、完全に乾燥させる必要があります。

Q6. 開封後のえのきはどれくらい持ちますか?

開封後のえのきは、適切に保存すれば3〜4日程度持ちます。新聞紙やキッチンペーパーで包んでポリ袋に入れ、野菜室で保存しましょう。開封後は乾燥しやすくなるため、早めに使い切ることをおすすめします。使い切れない場合は、冷凍保存に切り替えると良いでしょう。

Q7. えのきの白い部分にカビのようなものがついていますが大丈夫ですか?

えのきの表面に付いている白いふわふわしたものは、「気中菌糸」と呼ばれるもので、えのき自身が出す菌糸です。カビではないので食べても問題ありません。特に傘の部分や根元付近に見られることが多いですが、品質には影響しません。ただし、青や黒、緑色のカビが生えている場合は傷んでいるため、食べずに処分してください。

Q8. えのきを大量に安く買ったときはどうすればいいですか?

えのきを大量購入した場合は、以下の方法で保存すると無駄なく使い切れます。まず、数日中に使う分は冷蔵保存にし、残りは小分けにして冷凍保存しましょう。また、なめたけやえのき氷に加工してから保存すると、長期間美味しく楽しめます。大量にあるときは、干しえのきを作るのもおすすめです。干すことで保存期間が延びるだけでなく、栄養価もアップします。

Q9. えのきはダイエットに効果的ですか?

えのきは低カロリー(100gあたり22kcal)で食物繊維が豊富なため、ダイエット中の食材として最適です。エノキタケリノール酸やキノコキトサンには内臓脂肪を減少させる効果があるとされています。また、よく噛んで食べることで満腹感が得られ、食べ過ぎ防止にもなります。毎日の食事に取り入れることで、ダイエットをサポートしてくれるでしょう。

まとめ

えのきの保存方法について、ポイントをまとめました。

  • 冷蔵保存:新聞紙で包んでポリ袋に入れ、野菜室で約1週間保存可能。石づきを水に浸けると約10日持つ
  • 冷凍保存:石づきを切り落としてほぐし、保存袋に入れて冷凍。約1か月保存可能で、凍ったまま調理できる
  • 干しえのき:天日干しで2〜3日乾燥させると、栄養価がアップ。常温で約1か月保存可能
  • えのき氷:ミキサーでペースト状にして煮詰め、製氷皿で凍らせる。約2か月保存可能で、料理に手軽に加えられる
  • 保存のコツ:洗わずに保存、水分を避ける、野菜室で保存がポイント
  • 傷んだサイン:茶色や黒への変色、ぬめり、異臭、カビがあれば食べない
  • 選び方:白くてハリがあり、傘が小さく閉じているものが新鮮

えのきは正しく保存すれば長持ちし、冷凍することで旨味もアップします。価格が安く栄養価も高いえのきを、この記事を参考に無駄なく美味しく活用してください。様々な保存方法を使い分けることで、いつでも新鮮なえのきを楽しめます。

えのきと相性の良い食材

えのきは様々な食材と相性が良く、組み合わせ次第で栄養バランスもアップします。特におすすめの組み合わせを紹介します。

タンパク質との組み合わせ

食材 おすすめの調理法 相性が良い理由
豚肉 えのきの肉巻き、炒め物 豚肉のビタミンB1とえのきの食物繊維で疲労回復効果アップ
鶏肉 鍋物、蒸し料理 低脂肪でヘルシー、ダイエット中にぴったり
卵とじ、オムレツ 卵のタンパク質とえのきの食物繊維で栄養バランス良好
豆腐 味噌汁、鍋物 植物性タンパク質との組み合わせでヘルシー

野菜との組み合わせ

食材 おすすめの調理法 相性が良い理由
ほうれん草 おひたし、炒め物 鉄分とビタミンCの組み合わせで貧血予防
にんじん きんぴら、炒め物 βカロテンと食物繊維で免疫力アップ
玉ねぎ 炒め物、スープ 血液サラサラ効果が期待できる組み合わせ
白菜 鍋物、クリーム煮 冬の定番、体を温める効果あり

他のきのことの組み合わせ

えのきは他のきのこ類と一緒に使うと、より旨味が増します。しいたけ、しめじ、舞茸、エリンギなどと組み合わせた「きのこ炒め」や「きのこ鍋」は、それぞれの食感と風味が楽しめる人気メニューです。きのこ類は冷凍すると旨味がアップするため、数種類を一緒に冷凍しておくと便利です。

季節別えのきの活用法

えのきは通年手に入る食材ですが、季節に合わせた調理法で、より美味しく楽しむことができます。

春のえのき料理

春は新生活のスタートで疲れやすい時期です。ビタミンB群が豊富なえのきは疲労回復に効果的。菜の花やアスパラガスと合わせた炒め物や、春野菜と一緒にパスタにするのがおすすめです。たけのこと合わせた炊き込みご飯も季節感があって美味しいです。

夏のえのき料理

夏は食欲が落ちやすい時期ですが、えのきは低カロリーでさっぱりした料理に最適です。冷製スープや冷やしうどんのトッピング、ポン酢でさっぱり食べる和え物などがおすすめ。また、夏バテ防止に効果的なタウリンを含む豚肉と合わせた料理も良いでしょう。

秋のえのき料理

秋はきのこの季節。えのきと他のきのこを組み合わせた炊き込みご飯やクリームパスタが美味しい時期です。さつまいもやかぼちゃなど、秋の根菜と合わせたほっこりした煮物もおすすめ。きのこ鍋で季節の味覚を楽しみましょう。

冬のえのき料理

冬は鍋物の季節。えのきは鍋の定番具材として欠かせません。しゃぶしゃぶ、すき焼き、寄せ鍋などあらゆる鍋に活躍します。また、体を温める効果のある生姜と合わせたスープや、クリームシチューに入れても美味しいです。えのきを入れると、とろみのある温かい料理になります。

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この記事を書いた人

はじめまして。『お弁当大辞典』管理人です。
このブログでは、いろんなお弁当の紹介や、毎日のお弁当作りがちょっとラクになり、ちょっと楽しくなるような工夫を紹介しています。彩りや詰め方のヒントから、おかず作りのコツ、ちょっとした雑学まで。忙しい日々のなかで、“お弁当時間”が少しでも心地よいものになればうれしいです。

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