「買ったりんごがすぐにボケてしまった…」「冷蔵庫に入れたら他の野菜がしなびてしまった…」という経験はありませんか?りんごは保存方法を間違えると、せっかくのシャキシャキ食感がすぐに失われてしまいます。でも大丈夫。この記事では、りんごを美味しく長持ちさせる保存方法を詳しくご紹介します。常温保存のコツから冷蔵保存、冷凍保存まで、りんごを最後まで美味しく楽しむ方法がわかります。
りんごの保存で気をつけたいこと|エチレンガスに注意

りんごはエチレンガスを出す果物
りんごを保存する際に最も気をつけたいのが、エチレンガスです。りんごは果物の中でも特にエチレンガスを多く発生させます。エチレンガスは無色無臭なので、見た目ではわかりませんが、確実に周囲に影響を与えています。
エチレンガスは植物ホルモンの一種で、果物や野菜の成熟を促進する作用があります。りんご自身の熟成を進めるだけでなく、周りにある他の野菜や果物の熟成も早めてしまうのです。
冷蔵庫にりんごと一緒に野菜を入れておいたら、野菜がすぐにしおれてしまった…という経験がある方は、このエチレンガスが原因かもしれません。エチレンガスの発生量は、りんごが熟すほど多くなるので、完熟したりんごは特に注意が必要です。
一緒に保存してはいけない野菜・果物
りんごのエチレンガスの影響を受けやすい野菜や果物があります。以下のものはりんごと一緒に保存しないようにしましょう。
- キウイ、バナナ、メロン、桃(追熟が進みすぎる)
- にんじん、じゃがいも(苦味が出ることがある)
- ブロッコリー、キャベツ、レタス(黄色く変色する)
- きゅうり(傷みが早くなる)
りんごを冷蔵庫で保存する場合は、密閉できる袋に入れて他の野菜と分けて保存するのがポイントです。
エチレンガスを活用する方法も
エチレンガスは悪いことばかりではありません。上手に活用すれば、追熟を早めたいときに便利です。
まだ固いキウイやアボカド、未熟なバナナをりんごと一緒に袋に入れておくと、早く熟して食べ頃になります。固い柿を甘くしたいときにも使えます。
りんごが傷むサインを見逃さない
りんごが傷み始めると、いくつかのサインが現れます。以下のような状態になったら、早めに食べ切るか、傷んだ部分を取り除いて使いましょう。
皮がしわしわになっている、押すと柔らかくへこむ、茶色い斑点やシミができている、異臭がする、表面がベタベタしているなどが傷みのサインです。中が茶色く変色している場合は、その部分を取り除けば食べられることが多いです。
保存に適したりんごの選び方
長く保存したいなら、購入時に新鮮なりんごを選ぶことが大切です。良いりんごを選ぶポイントをご紹介します。
皮にハリとツヤがあるもの、ずっしりと重みがあるもの、軸(ヘタ)がしっかりついているもの、傷やへこみがないものを選びましょう。お尻(軸と反対側)が黄色っぽくなっているものは完熟の証拠。すぐに食べるなら美味しいですが、長期保存には向きません。
⚠️ ここに注意!
りんごを他の野菜と一緒に保存すると、エチレンガスの影響で野菜が早く傷んでしまいます。必ずポリ袋に入れて口を閉じ、他の野菜と分けて保存しましょう。冷蔵庫の野菜室に入れるときは特に注意が必要です。
りんごの常温保存|冬場なら2週間程度保存可能

常温保存の基本ルール
りんごは涼しい季節であれば常温で保存できます。ただし、暖房の効いた部屋や夏場は傷みやすいため、冷蔵保存がおすすめです。
常温保存に適した温度は0〜5℃。冬場の玄関や廊下、暖房の入っていない部屋などが適しています。リビングやキッチンは暖房で温まりやすいので避けましょう。
新聞紙で包んで保存する方法
常温保存する場合は、りんごを1個ずつ新聞紙で包みましょう。新聞紙が余分な水分を吸収し、乾燥を防いでくれます。また、エチレンガスの拡散も多少抑えることができます。
新聞紙がない場合は、キッチンペーパーでも代用できます。ただし、キッチンペーパーは薄いので、2〜3枚重ねて使うとより効果的です。
✅ 常温保存の手順
- りんごを1個ずつ新聞紙で包む
- 段ボール箱やカゴに並べる(ヘタを下にする)
- 風通しの良い冷暗所に置く
- りんご同士が接触しないように間隔をあける
「ヘタを下にする」のがポイントです。りんごはヘタの部分から呼吸しているため、ヘタを下にすることで呼吸を抑え、鮮度を保ちやすくなります。
段ボール保存のコツ
りんごをまとめ買いした場合、段ボール箱のまま保存することもできます。贈答用でもらったりんごも、箱のまま保存できます。ただし、いくつかの注意点があります。
まず、箱の中にすき間を作って空気が循環するようにしましょう。りんご同士が密着していると、1個傷んだときに周りのりんごにも広がりやすくなります。緩衝材が入っている場合はそのまま活用しましょう。
また、定期的に中をチェックして、傷んだりんごがあれば早めに取り除きましょう。1個傷むと、エチレンガスで他のりんごも早く熟してしまいます。週に1回程度のチェックが理想的です。
段ボールは湿気を吸収するので、湿度の高い場所での保存には向きません。乾燥した涼しい場所に置きましょう。
常温保存の保存期間
| 保存条件 | 保存期間の目安 |
|---|---|
| 冬場の涼しい場所(0〜5℃) | 2週間〜1ヶ月 |
| 秋・春の室温(10〜15℃) | 1週間〜2週間 |
| 暖かい室内(20℃以上) | 3〜5日 |
品種によって保存性が違う
りんごの品種によって、保存期間が異なります。比較的長持ちする品種と、早めに食べた方がいい品種があります。
ふじ、王林、シナノゴールドは保存性が高く、適切に保存すれば1ヶ月以上持つこともあります。一方、つがる、紅玉、秋映は傷みやすいため、早めに食べ切りましょう。
⏰ 時短ポイント
りんごを常温保存するなら、週に1回は状態をチェック。傷んだりんごを早めに取り除くことで、他のりんごを長持ちさせることができます。
りんごの冷蔵保存|1〜2ヶ月長持ちさせる方法

冷蔵保存がおすすめな理由
りんごを長く保存したいなら、冷蔵保存が最もおすすめです。低温で保存することでりんごの呼吸を抑え、鮮度を長く保つことができます。りんごは低温を好む果物なので、冷蔵庫の環境はぴったりです。
特に気温が高い時期や、暖房の効いた冬場は冷蔵庫での保存が必須です。冷蔵庫なら、品種にもよりますが1〜2ヶ月程度は美味しく保存できます。ふじなどの保存性の高い品種なら、3ヶ月近く持つこともあります。
冷蔵保存のメリットは、鮮度が長持ちすることだけではありません。冷やすことでりんごのシャキシャキ感が際立ち、より美味しく感じられます。特に夏場は冷たいりんごが格別です。
冷蔵保存の基本手順
りんごを冷蔵庫で保存する際は、必ずポリ袋に入れましょう。エチレンガスの拡散を防ぐためです。
✅ 冷蔵保存の手順
- りんごを1個ずつキッチンペーパーで包む
- ポリ袋に入れて口をしっかり閉じる
- 野菜室に入れる
- 他の野菜とは離して保存する
「キッチンペーパーで包んでからポリ袋に入れる」のがポイントです。キッチンペーパーが余分な水分を吸収し、りんごの乾燥も防いでくれます。
野菜室と冷蔵室、どちらがいい?
りんごの保存には、野菜室がおすすめです。野菜室は温度が約5〜7℃で、湿度も適度に保たれているため、りんごにとって快適な環境です。野菜室は乾燥しにくい設計になっているため、りんごがしわしわになりにくいのもメリットです。
冷蔵室は温度が低すぎて(約1〜5℃)、りんごが冷えすぎてしまうことがあります。ただし、野菜室が満杯の場合は冷蔵室でも問題ありません。冷蔵室に入れる場合は、キッチンペーパーで包んでからポリ袋に入れると、乾燥を防げます。
チルド室やパーシャル室は温度が0℃前後と低すぎるため、りんごの保存には向きません。りんごが凍ってしまうと、解凍後に食感が悪くなってしまいます。
冷蔵庫での保存を失敗しないコツ
冷蔵庫でりんごを保存するとき、よくある失敗が「乾燥」と「他の野菜への影響」です。これらを防ぐためのコツをご紹介します。
まず、乾燥対策として、りんごを1個ずつキッチンペーパーで包みましょう。キッチンペーパーが適度な湿度を保ち、りんごの水分が逃げるのを防いでくれます。さらにポリ袋に入れることで、二重の保護になります。
次に、他の野菜への影響を防ぐため、りんごは野菜室の端や専用の小袋に入れて保存しましょう。100円ショップで売っている野菜保存袋を活用するのもおすすめです。エチレンガスを吸収する専用の保存袋も販売されています。
カットしたりんごの保存方法
一度カットしたりんごは、切り口から酸化して茶色く変色してしまいます。変色を防ぎながら保存する方法をご紹介します。
✅ カットりんごの保存方法
- 塩水(水200mlに塩小さじ1/4)に5分浸ける
- 水気をキッチンペーパーで拭き取る
- ラップでぴったり包む
- 密閉容器に入れて野菜室で保存
塩水の代わりに、レモン汁を薄めた水やはちみつ水(水200mlにはちみつ大さじ1)に浸けても変色を防げます。ただし、カットしたりんごは当日中に食べ切るのがベストです。
冷蔵保存の保存期間
| 保存状態 | 保存期間の目安 |
|---|---|
| 丸ごと(ポリ袋入り) | 1〜2ヶ月 |
| カット済み | 当日〜翌日 |
🍱 お弁当の豆知識
お弁当にりんごを入れるなら、うさぎりんごが可愛くて人気ですよね。塩水に浸けてから詰めれば、お昼まで変色せずきれいな状態を保てます。抗菌シートと一緒に入れるとさらに安心です。
りんごの冷凍保存|長期保存と調理に便利
りんごは冷凍保存できる?
実は、りんごは冷凍保存することができます。冷凍すれば約1ヶ月間保存でき、大量にもらったときや、少し傷み始めたりんごの救済にも便利です。りんごの旬の時期にまとめ買いして冷凍しておけば、旬を過ぎても美味しいりんごを楽しめます。
ただし、冷凍したりんごは解凍後にシャキシャキ感がなくなります。そのまま食べるよりも、スムージーやお菓子作り、加熱調理に向いています。用途に合わせて切り方を変えて冷凍すると、使い勝手が良くなります。
冷凍することで細胞が壊れるため、解凍後は甘みが強く感じられるようになります。これを活かして、離乳食やデザートに活用するのもおすすめです。
スライスして冷凍する方法
最も使いやすいのは、スライスしてから冷凍する方法です。必要な分だけ取り出せて便利です。
✅ スライス冷凍の手順
- りんごを洗い、皮ごと薄切りにする(芯は取り除く)
- 塩水またはレモン水に5分浸けて変色を防ぐ
- 水気をしっかり拭き取る
- バットに並べて30分ほど冷凍(バラ凍結)
- 冷凍用保存袋に移して保存
バラ凍結しておくと、使いたい分だけ取り出せて便利です。皮をむいても、皮付きのままでもOK。皮付きなら栄養価が高く、皮をむけば食感が滑らかになります。
すりおろして冷凍する方法
すりおろしりんごを冷凍しておくと、離乳食やお菓子作りにすぐ使えて便利です。
✅ すりおろし冷凍の手順
- りんごの皮をむき、芯を取り除く
- すりおろす(フードプロセッサーでもOK)
- レモン汁を少々加えて変色を防ぐ
- 製氷皿や小分け容器に入れて冷凍
- 凍ったら冷凍用保存袋に移して保存
製氷皿を使えば、1回分ずつ小分けにできて便利です。離乳食やヨーグルトのトッピング、カレーの隠し味などに使えます。
りんごジャム(コンポート)にして冷凍
砂糖で煮てジャムやコンポートにしてから冷凍する方法もあります。解凍後すぐに使えて便利です。
りんごを薄切りにし、砂糖(りんごの重量の20〜30%)をまぶして20〜30分煮ます。冷めたら冷凍用保存袋に入れて冷凍。トーストやパンケーキ、ヨーグルトのトッピングにぴったりです。
冷凍りんごの保存期間
| 冷凍方法 | 保存期間の目安 |
|---|---|
| スライス冷凍 | 約1ヶ月 |
| すりおろし冷凍 | 約1ヶ月 |
| ジャム・コンポート | 約2ヶ月 |
💕 大丈夫、これでOK!
「りんごを冷凍するなんて…」と思うかもしれませんが、使い道はたくさん。シャキシャキ感はなくなりますが、スムージーやジャム、アップルパイには冷凍りんごの方がむしろ向いています。食べ切れないときは迷わず冷凍しましょう。
冷凍りんごの解凍方法と美味しい使い方
半解凍でシャーベット風に
冷凍したりんごは、半解凍の状態でそのまま食べるとシャーベットのような食感を楽しめます。夏のおやつにぴったりです。
冷凍庫から出して5〜10分ほど室温に置くと、ちょうど良い半解凍状態になります。完全に解凍するとベチャッとなるので、シャリシャリ感が残っているうちに食べましょう。
スムージーに使う
冷凍りんごはスムージーの具材に最適です。凍ったまま他のフルーツやヨーグルト、牛乳と一緒にミキサーにかけるだけ。氷を入れなくても冷たいスムージーができます。
バナナやいちご、小松菜などと組み合わせると、栄養満点のスムージーに。朝食代わりにもぴったりです。
お菓子作りに使う
冷凍りんごは、お菓子作りにぴったりです。アップルパイ、タルト、マフィン、ケーキなどに使えます。
凍ったまま調理に使えるので、解凍の手間がかかりません。冷凍することで細胞が壊れるため、火が通りやすく、味も染み込みやすくなります。
カレーの隠し味に
すりおろした冷凍りんごは、カレーの隠し味に最適です。凍ったまま鍋に入れて煮込むだけで、まろやかで深い味わいになります。
カレー4人分に対して、りんご1/4個分程度を入れるとちょうど良いです。入れすぎると甘くなりすぎるので注意しましょう。
紅茶やホットドリンクに
冷凍りんごを紅茶やホットワインに入れると、フルーティーな風味が楽しめます。凍ったまま入れれば、冷たすぎない飲み頃の温度になります。
シナモンやはちみつを加えると、さらに美味しくなります。寒い季節にぴったりの飲み物です。
⏰ 時短ポイント
冷凍りんごを使えば、朝のスムージーがあっという間に完成。皮ごと冷凍しておけば、栄養価も高くなります。忙しい朝の時短に活用してくださいね。
りんごの美味しい食べ方と活用レシピ

そのまま食べるなら皮ごとがおすすめ
りんごは皮ごと食べるのがおすすめです。皮には食物繊維やポリフェノールが豊富に含まれており、むいて食べるよりも栄養価が高くなります。特に皮の赤い部分にはアントシアニンという抗酸化成分が含まれています。
皮のワックスや農薬が気になる方は、流水でしっかり洗うか、塩を使ってこすり洗いしましょう。スポンジでこすり洗いするのも効果的です。それでも気になる場合は皮をむいても構いません。
りんごの品種によって皮の硬さが異なります。つがるやジョナゴールドは皮が柔らかく食べやすいですが、ふじや王林は皮がやや硬め。硬い皮が苦手な方は、薄くむいて食べましょう。
りんごの切り方バリエーション
りんごにはさまざまな切り方があります。シーンに合わせて使い分けましょう。
くし形切り:定番の切り方。皮をむいて8等分にカットします。お弁当やデザートにぴったりです。
うさぎりんご:子どもに人気の切り方。くし形に切ったりんごの皮にV字の切り込みを入れ、耳の形に仕上げます。お弁当に入れると喜ばれます。
スターカット:りんごを横向きに輪切りにすると、芯の部分が星形に見えます。見た目がおしゃれで、パーティーにもぴったりです。
りんごの蜜蝋焼き
りんごをフライパンで焼くと、甘みが増してデザートになります。バターと砂糖で焼くだけの簡単レシピです。
りんごを薄切りにし、バターを溶かしたフライパンで両面を焼きます。砂糖を振りかけてキャラメリゼすれば完成。バニラアイスを添えると最高です。
りんごサラダ
りんごはサラダに入れても美味しいです。シャキシャキの食感と甘酸っぱさがアクセントになります。
薄切りにしたりんごを、レタスやくるみ、チーズと一緒に盛り付けます。ドレッシングはマヨネーズベースか、レモンとオリーブオイルのシンプルなものがおすすめです。
りんごジュースを手作り
りんごが大量にある時は、ジュースにするのもおすすめです。ジューサーやミキサーで簡単に作れます。市販のジュースとは違う、フレッシュな味わいが楽しめます。
りんごを適当な大きさに切り、芯を取り除いてミキサーにかけます。水を少々加えると飲みやすくなります。にんじんやセロリを加えると、野菜嫌いの子どもでも飲みやすくなります。
スロージューサーを使えば、酸化しにくく栄養価の高いジュースが作れます。搾りかすはお菓子作りに活用できるので、無駄なく使い切れます。
焼きりんご
りんごをオーブンで焼くだけで、簡単デザートの完成です。芯をくり抜いたりんごにバターと砂糖、シナモンを詰めて焼くのが定番のレシピです。
180℃のオーブンで40〜50分焼けば完成。バニラアイスを添えて食べると最高です。りんごの種類は、酸味のある紅玉がおすすめ。加熱しても形が崩れにくく、甘酸っぱい味わいが楽しめます。
🍱 お弁当の豆知識
りんごをお弁当に入れる時は、塩水に浸けた後、しっかり水気を拭き取ってから詰めましょう。小さめの密閉容器に入れると、他のおかずに水分が移らず安心です。
りんごの保存に関するよくある質問
Q. りんごを冷蔵庫に入れたら他の野菜がしおれてしまった。どうすればいい?
りんごはエチレンガスを多く発生させるため、他の野菜を傷めてしまうことがあります。りんごは必ずポリ袋に入れて口をしっかり閉じ、他の野菜とは離して保存しましょう。
特にブロッコリー、レタス、きゅうりなどの葉物野菜はエチレンガスの影響を受けやすいです。野菜室が分かれている冷蔵庫なら、りんごと野菜を別の場所に入れると安心です。
Q. りんごの中が茶色くなっていた。食べられる?
りんごの中が茶色く変色していることがありますが、これは「蜜褐変」や「内部褐変」と呼ばれる現象です。保存中に起こることがあります。
茶色い部分を取り除けば、残りの部分は食べられることが多いです。ただし、異臭がしたり、ブヨブヨしていたりする場合は傷んでいる可能性があるので、食べるのは避けましょう。
Q. りんごはいつが旬?品種による違いは?
りんごの旬は秋〜冬(9月〜翌3月頃)です。品種によって収穫時期が異なります。
早生品種(つがる、秋映など)は8〜9月頃、中生品種(紅玉、シナノスイートなど)は10月頃、晩生品種(ふじ、王林など)は11月以降に出回ります。冷蔵貯蔵されたりんごは春まで楽しめます。
Q. りんごを長持ちさせる裏ワザはある?
りんごを長持ちさせるには、いくつかのコツがあります。
まず、りんごを1個ずつキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存します。これでエチレンガスの拡散を防ぎ、乾燥も防げます。
また、ヘタ(軸)の部分を下にして保存すると、呼吸を抑えて長持ちします。定期的にチェックして、傷んだものは早めに取り除きましょう。
Q. 冷凍したりんごを生で食べてもいい?
冷凍したりんごは、解凍すると細胞が壊れてシャキシャキ感がなくなります。そのため、生食にはあまり向いていません。
ただし、半解凍の状態ならシャーベットのような食感を楽しめます。また、スムージーに入れたり、お菓子作りに使ったりするなら、冷凍りんごでも十分美味しく使えます。
Q. りんごの皮がベタベタしているのは農薬?
りんごの皮がベタベタしていることがありますが、これは農薬ではなく、りんご自身が出す天然のロウ成分(ブルーム)やリノール酸・オレイン酸です。
特に「ジョナゴールド」や「つがる」などの品種は、この現象が起こりやすいです。人体に害はないので、気になる場合は流水でよく洗えば問題ありません。
Q. りんごの栄養価を逃さない食べ方は?
りんごの栄養を逃さずに食べるには、皮ごと食べるのがベストです。皮には食物繊維やポリフェノールが豊富に含まれています。特に皮の赤い部分にはアントシアニンという抗酸化成分が多く含まれており、美容や健康に良いとされています。
また、切ってすぐに食べることで、酸化によるビタミンCの損失を防げます。切ってから時間が経つ場合は、塩水やレモン水に浸けると変色と栄養の損失を抑えられます。りんごに含まれるビタミンCは酸化しやすいため、なるべく食べる直前にカットするのが理想的です。
Q. りんごはいつ食べるのが効果的?
りんごは朝食べるのが効果的といわれています。「朝のりんごは金、昼のりんごは銀、夜のりんごは銅」ということわざがあるほどです。朝に食べると、りんごに含まれる糖分がエネルギー源となり、1日の活動を支えてくれます。
また、りんごに含まれるクエン酸やリンゴ酸は、胃腸の働きを活性化させる効果があります。朝の空腹時に食べることで、消化器官を目覚めさせ、朝食をより効率よく消化できるようになります。
夜遅くに食べると糖分が脂肪として蓄積されやすくなるため、ダイエット中の方は夜のりんごは控えめにするのがおすすめです。
Q. 赤ちゃんにりんごを与えてもいい?
りんごは離乳食初期(生後5〜6ヶ月頃)から与えられる果物です。すりおろしたり、ペースト状にしたりして与えましょう。最初は加熱してから与えると、アレルギーのリスクを下げられます。
生のりんごは離乳食中期(生後7〜8ヶ月頃)から少量ずつ試してみましょう。りんごは甘みがあり食べやすいため、赤ちゃんに人気の離乳食食材です。冷凍したすりおろしりんごを活用すると、離乳食作りが楽になります。
Q. りんごの「蜜」は甘いの?
りんごを切ると、芯の周りに半透明の「蜜」が見えることがあります。これはソルビトールという糖アルコールが蓄積したもので、完熟のサインです。
ただし、蜜の部分自体はそれほど甘くありません。蜜が入っているということは、りんご全体が完熟して甘くなっている証拠なのです。蜜入りりんごは保存期間がやや短い傾向があるので、早めに食べ切りましょう。
Q. りんごダイエットって効果ある?
りんごは低カロリーで食物繊維が豊富なため、ダイエット中のおやつにおすすめです。1個(約300g)で約150kcal程度です。
食前にりんごを食べると満腹感が得られ、食事の量を自然に減らせます。また、りんごに含まれるペクチンという食物繊維は、血糖値の急上昇を抑える効果があるといわれています。
Q. りんごアレルギーってある?
りんごアレルギーは存在します。花粉症(特にシラカバ花粉症)の方は、りんごを食べると口の中がかゆくなる「口腔アレルギー症候群」を発症することがあります。
りんごを食べて口の中がかゆくなったり、のどがイガイガしたりする場合は、アレルギーの可能性があります。症状が出た場合は医師に相談しましょう。加熱したりんごなら症状が出にくいこともあります。
💕 大丈夫、これでOK!
「りんごが茶色くなってしまった…」と落ち込まなくても大丈夫。茶色い部分を取り除けば、残りは美味しく食べられます。見た目が悪くなったりんごは、ジャムやコンポートにすれば無駄なく使い切れますよ。
まとめ|りんごを美味しく保存するポイント
りんごを美味しく長持ちさせる保存方法について、ポイントをまとめます。
【保存の基本ルール】
- エチレンガスに注意(他の野菜と分けて保存)
- 必ずポリ袋に入れて口を閉じる
- ヘタを下にして保存すると長持ち
- 定期的にチェックして傷んだものは早めに除去
【保存方法と期間の目安】
- 常温(冬場):2週間〜1ヶ月
- 冷蔵:1〜2ヶ月
- 冷凍:約1ヶ月
【冷凍保存のコツ】
- スライスやすりおろしで冷凍すると便利
- 塩水やレモン水で変色を防ぐ
- そのまま食べるより加熱調理やスムージー向き
【りんごを美味しく食べるコツ】
- 皮ごと食べると栄養価アップ
- カット後は塩水に浸けて変色を防ぐ
- 品種によって保存期間が異なる
- 蜜入りりんごは早めに食べ切る
【品種別の特徴】
- ふじ:保存性高い、甘みと酸味のバランス良い
- 王林:保存性高い、青りんごで香りが良い
- つがる:傷みやすい、皮が柔らかく食べやすい
- 紅玉:傷みやすい、お菓子作りに最適
- シナノスイート:保存性普通、甘みが強い
「1日1個のりんごで医者いらず」と言われるほど、りんごは栄養価の高い果物です。正しい保存方法を知っていれば、旬のりんごを長く美味しく楽しむことができます。特にりんごに含まれるペクチンやポリフェノールは、健康維持に役立つ成分として注目されています。
りんごは秋から冬にかけて旬を迎えます。この時期にまとめ買いして上手に保存すれば、春まで美味しいりんごを楽しめます。冷蔵保存なら1〜2ヶ月、冷凍保存なら約1ヶ月保存できるので、用途に合わせて使い分けてくださいね。
エチレンガスの影響を理解し、適切に保存することで、りんごも周りの野菜も長持ちさせることができます。ぜひこの記事を参考に、りんごを無駄なく使い切ってくださいね。

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