夏野菜の代表格として人気のズッキーニ。炒め物やグリル、パスタなど様々な料理に活用できる便利な野菜ですが、「買ってきてもすぐにしなびてしまう」「保存方法がわからない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
この記事では、ズッキーニの正しい保存方法を常温・冷蔵・冷凍別に詳しく解説します。新鮮なズッキーニの選び方から長期保存のコツ、美味しいレシピまで網羅しているので、ぜひ参考にしてください。
ズッキーニの特徴と旬の時期|意外と知らない基本情報

ズッキーニは見た目はきゅうりに似ていますが、実はかぼちゃの仲間です。正しい保存方法を知る前に、まずはズッキーニの特徴を理解しておきましょう。
ズッキーニの旬と産地
ズッキーニの旬は6月から8月の夏場です。国内では長野県、宮崎県、千葉県などが主な産地となっています。近年は通年で流通していますが、旬の時期が最も美味しく、価格も手頃になります。
| 産地 | 出荷時期 | 特徴 |
|---|---|---|
| 長野県 | 6月~9月 | 国内生産量トップ、高原栽培で品質が良い |
| 宮崎県 | 3月~6月 | 早出し産地、春先から出荷 |
| 千葉県 | 5月~7月 | 首都圏向けの供給基地 |
ズッキーニの種類
ズッキーニには様々な種類があります。一般的なグリーンのものだけでなく、黄色いイエローズッキーニや丸い形のものもあります。
- グリーンズッキーニ:最も一般的な緑色のズッキーニ。皮が薄く食べやすい
- イエローズッキーニ:黄色い品種。グリーンより甘みが強い傾向がある
- 丸ズッキーニ:球形の品種。肉詰めなどに向いている
- 花ズッキーニ:花が付いた状態で収穫。イタリア料理でよく使われる
ズッキーニが傷みやすい理由
ズッキーニは水分を多く含む野菜で、収穫後は鮮度が落ちやすい特性があります。特に以下の点に注意が必要です。
- 水分が多い:約95%が水分で、乾燥や高温に弱い
- 皮が薄い:外からの刺激を受けやすく、傷がつきやすい
- 低温に弱い:5度以下になると低温障害を起こす
- エチレンガスに敏感:りんごなどと一緒に保存すると傷みが早まる
ズッキーニの賞味期限はどれくらい?保存方法別の日持ち
ズッキーニは保存方法によって日持ちが大きく変わります。適切な方法で保存すれば、より長く新鮮さを保つことができます。
保存方法別の賞味期限一覧
| 保存方法 | 保存期間の目安 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| 常温保存 | 2~3日 | ★★☆☆☆ |
| 冷蔵保存(野菜室) | 1週間程度 | ★★★★★ |
| 冷凍保存(生) | 約1か月 | ★★★★☆ |
| 冷凍保存(加熱後) | 約1か月 | ★★★★★ |
| 干しズッキーニ | 約1か月 | ★★★☆☆ |
ポイント
ズッキーニは冷蔵庫の野菜室での保存が最も適しています。ただし、低温に弱いため、冷蔵室ではなく野菜室を選びましょう。すぐに使わない場合は冷凍保存がおすすめです。
購入後の取り扱いと鮮度キープのコツ
ズッキーニを長持ちさせるためには、購入後の取り扱いが重要です。正しい方法で持ち帰り、適切に保管しましょう。
購入から帰宅までの注意点
- 傷のないものを選ぶ:傷があると、そこから傷みが広がる
- 他の野菜と分ける:エチレンガスを出す果物と一緒にしない
- 直射日光を避ける:車内に放置すると急速に劣化する
- 潰さないように:皮が薄いため、重い荷物の下に置かない
帰宅後の処理
【帰宅後の処理】
- ズッキーニの表面を乾いた布で軽く拭く
- 水洗いはせず、乾燥した状態を保つ
- 傷んでいる部分がないかチェック
- すぐに使わない場合は適切な方法で保存
ズッキーニの常温保存方法|2~3日が限界
ズッキーニは常温保存も可能ですが、日持ちは短くなります。夏場は特に傷みやすいので注意が必要です。
常温保存の手順
【常温保存の手順】
- ズッキーニを新聞紙やキッチンペーパーで1本ずつ包む
- 直射日光の当たらない涼しい場所に置く
- 風通しの良い場所を選ぶ
- 2~3日を目安に使い切る
常温保存のポイント
- 温度管理:20度以下の涼しい場所が理想的
- 湿度に注意:湿気が多いとカビが生えやすい
- 立てて保存:横に置くより立てた方が長持ちする
- 毎日チェック:傷みがないか確認する
注意
夏場の常温保存は避けましょう。気温が25度を超えると、ズッキーニは急速に劣化します。夏場はすぐに冷蔵庫で保存してください。
ズッキーニの冷蔵保存方法|1週間程度保存可能
ズッキーニの保存には冷蔵庫の野菜室が最適です。正しく保存すれば1週間程度は新鮮さを保てます。
冷蔵保存の手順
【冷蔵保存の手順】
- ズッキーニを水洗いせず、乾いた状態のまま保存する
- キッチンペーパーや新聞紙で1本ずつ包む
- ポリ袋に入れ、口を軽く閉じる(完全密閉しない)
- 野菜室に立てて保存する
- 1週間を目安に使い切る
冷蔵保存のポイント
- 野菜室を使う:冷蔵室は温度が低すぎて低温障害を起こす可能性がある
- 水気を拭き取る:水分が付いていると傷みやすい
- 密閉しない:蒸れを防ぐため、袋の口は軽く閉じる程度に
- 立てて保存:ズッキーニは立てた状態で保存すると長持ちする
- 他の野菜と分ける:エチレンガスを出す野菜や果物から離す
カットしたズッキーニの冷蔵保存
カットしたズッキーニは傷みやすいため、早めに使い切りましょう。
【カット後の保存方法】
- 切り口にラップをぴったり密着させる
- ポリ袋に入れて野菜室で保存
- 2~3日を目安に使い切る
ズッキーニの冷凍保存方法|約1か月保存可能
ズッキーニを長期保存したい場合は、冷凍保存が最適です。生のまま冷凍する方法と、加熱してから冷凍する方法があります。
生のまま冷凍する方法
【生冷凍の手順】
- ズッキーニを水洗いし、水気をしっかり拭き取る
- 用途に合わせてカットする(輪切り、半月切り、角切りなど)
- 金属トレーに並べて急速冷凍する(30分~1時間)
- 凍ったら冷凍用保存袋に移し、空気を抜いて密閉
- 約1か月を目安に使い切る
加熱してから冷凍する方法
加熱してから冷凍すると、解凍後も食感が良く、調理時間も短縮できます。
【加熱冷凍の手順】
- ズッキーニを好みの大きさにカットする
- フライパンで軽くソテーするか、電子レンジで加熱する
- 粗熱を取る
- 1回分ずつラップで包む
- 冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存
ポイント:塩を振って水分を出してから加熱すると、べちゃっとなりにくい
冷凍ズッキーニの解凍と調理方法
| 調理法 | 解凍方法 | おすすめ料理 |
|---|---|---|
| 炒め物 | 凍ったまま調理 | 野菜炒め、ラタトゥイユ |
| スープ | 凍ったまま鍋に入れる | ミネストローネ、コンソメスープ |
| グリル | 冷蔵庫で自然解凍 | グリル野菜、バーベキュー |
| パスタ | 凍ったまま調理 | ペペロンチーノ、トマトソースパスタ |
冷凍ズッキーニの活用ポイント
冷凍ズッキーニは解凍すると水分が出やすくなります。炒め物やスープなど、水分が気にならない料理に使うのがおすすめです。サラダなど生食には向きません。
干しズッキーニの作り方|旨味が凝縮
ズッキーニを干すと水分が抜けて旨味が凝縮され、独特の食感も楽しめます。保存期間も長くなり、様々な料理に活用できます。
干しズッキーニの作り方
【干しズッキーニの手順】
- ズッキーニを5mm程度の厚さに輪切りにする
- キッチンペーパーで水気を拭き取る
- ザルや干し網に重ならないように並べる
- 風通しの良い日陰で2~3日干す
- カラカラに乾燥したら密閉容器に入れて保存
保存期間:常温で約1か月、冷蔵で2か月程度
干しズッキーニの使い方
- 水で戻す:15~20分水に浸けて戻し、炒め物やスープに
- そのまま:スープやカレーに直接入れると出汁が出て美味しい
- オリーブオイル漬け:戻したものをオリーブオイルに漬けて保存
美味しいズッキーニの選び方・見分け方
新鮮で美味しいズッキーニを選ぶことで、保存期間も長くなります。スーパーや直売所での選び方のポイントを押さえておきましょう。
美味しいズッキーニの特徴
| チェック項目 | 良いズッキーニ | 避けたいズッキーニ |
|---|---|---|
| サイズ | 15~20cm程度の中サイズ | 大きすぎるもの(種が多く味が落ちる) |
| 太さ | 均一な太さ | 先端だけ細い、いびつな形 |
| 色 | 鮮やかな緑色(黄色品種は鮮やかな黄色) | 色が褪せている、茶色っぽい |
| 表面 | ツヤがあり傷がない | シワがある、傷がある、へこみがある |
| ヘタ | 切り口がみずみずしい | しおれている、黒ずんでいる |
| 硬さ | 全体的に硬くしっかりしている | 柔らかい部分がある、ぶよぶよしている |
サイズの選び方
ズッキーニは大きすぎると種が多くなり、食感も悪くなります。長さ15~20cm、太さ4~5cm程度のものが最も美味しいとされています。スーパーで見かける巨大なズッキーニは、観賞用や種取り用に育てられたものなので、食用には向きません。
ズッキーニを使ったおすすめレシピ
ズッキーニを美味しく活用するためのレシピをご紹介します。生でも加熱しても楽しめる万能野菜です。
ズッキーニのガーリックソテー
【材料(2人分)】
- ズッキーニ:1本
- にんにく:1片
- オリーブオイル:大さじ2
- 塩:少々
- 黒胡椒:少々
- パセリ:適量
【作り方】
- ズッキーニを1cm厚さの輪切りにする
- にんにくをみじん切りにする
- フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火で香りを出す
- ズッキーニを加えて中火で両面を焼く
- 塩・黒胡椒で味を調え、パセリを散らす
ポイント:あまり動かさずにじっくり焼くと、表面がカリッとして美味しくなります。
ラタトゥイユ
【材料(4人分)】
- ズッキーニ:1本
- なす:2本
- パプリカ:1個
- 玉ねぎ:1個
- トマト缶:1缶(400g)
- にんにく:2片
- オリーブオイル:大さじ3
- 塩・胡椒:適量
- ローリエ:1枚
- タイム:適量
【作り方】
- 野菜をすべて2cm角に切る
- 鍋にオリーブオイルとにんにくを入れて香りを出す
- 玉ねぎを炒め、しんなりしたらなす、ズッキーニ、パプリカを加える
- トマト缶、ローリエ、タイムを加えて煮込む
- 弱火で20~30分煮込み、塩・胡椒で味を調える
ポイント:冷めても美味しいので、作り置きにもおすすめです。冷凍ズッキーニでも作れます。
ズッキーニのチーズ焼き
【材料(2人分)】
- ズッキーニ:1本
- ピザ用チーズ:50g
- オリーブオイル:大さじ1
- 塩・胡椒:少々
- パン粉:大さじ1
【作り方】
- ズッキーニを縦半分に切る
- 耐熱皿に並べ、オリーブオイルを塗る
- 塩・胡椒を振り、チーズとパン粉をのせる
- オーブントースターで10分ほど焼く
- チーズが溶けて焼き色がついたら完成
ズッキーニのナムル
【材料(2人分)】
- ズッキーニ:1本
- 塩:小さじ1/2
- ごま油:大さじ1
- にんにくすりおろし:少々
- 白ごま:大さじ1
【作り方】
- ズッキーニを薄い輪切りにする
- 塩を振って5分置き、水気を絞る
- ごま油、にんにく、白ごまを加えて和える
ポイント:生のままでも食べられるので、さっぱりとした副菜になります。
他の夏野菜との保存方法比較
ズッキーニと同じ時期に出回る夏野菜の保存方法と比較してみましょう。それぞれの野菜に適した保存方法を知っておくと便利です。
| 野菜 | 常温 | 冷蔵 | 冷凍 |
|---|---|---|---|
| ズッキーニ | 2~3日 | 約1週間 | 約1か月 |
| なす | 2~3日 | 1週間 | 約1か月 |
| トマト | 追熟後1週間 | 1~2週間 | 約1か月 |
| きゅうり | 1~2日 | 4~5日 | 約1か月 |
| パプリカ | 3~4日 | 1~2週間 | 約1か月 |
ズッキーニの栄養と健康効果
ズッキーニは低カロリーでありながら、様々な栄養素を含む優秀な野菜です。ダイエット中の方にもおすすめです。
ズッキーニの主な栄養成分(100gあたり)
| 栄養素 | 含有量 | 主な働き |
|---|---|---|
| エネルギー | 14kcal | 非常に低カロリー |
| カリウム | 320mg | むくみ解消、高血圧予防 |
| ビタミンC | 20mg | 美肌効果、免疫力向上 |
| β-カロテン | 310μg | 抗酸化作用、目の健康 |
| 食物繊維 | 1.3g | 腸内環境の改善 |
期待できる健康効果
- ダイエット効果:100gあたり14kcalと非常に低カロリーで、満腹感も得られる
- むくみ解消:カリウムが豊富で、余分な塩分を排出してくれる
- 美肌効果:ビタミンCとβ-カロテンが肌の健康をサポート
- 腸内環境改善:食物繊維が便通を良くする
- 夏バテ予防:水分が多く、ミネラル補給にも役立つ
ズッキーニ保存の失敗例と対処法
ズッキーニの保存でよくある失敗と、その原因・対処法を解説します。同じ失敗を繰り返さないよう参考にしてください。
失敗例1:冷蔵庫に入れたらシワシワになった
原因:乾燥してしまった、または冷蔵室で保存した
対処法:キッチンペーパーで包んでからポリ袋に入れ、野菜室で保存しましょう。冷蔵室は温度が低すぎて乾燥しやすいため避けてください。
失敗例2:表面がぬるぬるしてきた
原因:水分が付いたまま保存した、密閉しすぎた
対処法:保存前に水気をしっかり拭き取り、袋の口は完全に閉じないようにしましょう。ぬるぬるしたものは傷んでいるので食べないでください。
失敗例3:中がスカスカになっていた
原因:購入時点で古かった、または保存期間が長すぎた
対処法:購入時に持って重みを確認し、しっかりとした硬さのものを選びましょう。スカスカになったものは食べられますが、美味しくありません。
失敗例4:冷凍したらべちゃべちゃになった
原因:水分が多いまま冷凍した、解凍方法が間違っていた
対処法:塩を振って水分を出してから冷凍するか、軽くソテーしてから冷凍しましょう。解凍は凍ったまま調理するのがベストです。
失敗例5:苦いズッキーニを食べてしまった
原因:ククルビタシンという成分が多く含まれていた
対処法:ズッキーニには稀に苦味成分「ククルビタシン」が多く含まれているものがあります。食べて苦いと感じたらすぐに吐き出してください。大量に摂取すると腹痛や下痢を起こすことがあります。
季節別のズッキーニ保存アドバイス
春(3月~5月):出始めの時期
ハウス栽培のズッキーニが出回り始めます。この時期は気温が安定しているため、保存がしやすい季節です。冷蔵庫の野菜室で1週間程度保存できます。
夏(6月~8月):旬のピーク
ズッキーニが最も美味しく、価格も手頃になる季節です。しかし気温が高いため、常温保存は避けて購入後すぐに冷蔵庫に入れましょう。大量に手に入った場合は冷凍保存がおすすめです。
秋(9月~11月):名残りの時期
旬の終わりですが、まだ美味しいズッキーニが手に入ります。気温が下がってくるため、保存はしやすくなります。この時期に多めに買って冷凍しておくと、冬場も楽しめます。
冬(12月~2月):輸入品が中心
国産の露地物は少なくなり、輸入品やハウス栽培のものが中心になります。価格は高めですが、品質は安定しています。保存方法は他の季節と同じです。
ズッキーニに関するよくある質問
Q. ズッキーニは生で食べられますか?
A. はい、ズッキーニは生でも食べられます。薄くスライスしてサラダにしたり、ピクルスにしたりできます。生で食べる場合は、特に新鮮なものを選びましょう。
Q. 大きく育ちすぎたズッキーニは食べられますか?
A. 食べられますが、種が多くなり、皮も硬くなるため美味しくありません。大きすぎるものは、種を取り除いてスープや煮込み料理に使うと良いでしょう。
Q. ズッキーニの皮はむいた方がいいですか?
A. 皮は食べられるので、むく必要はありません。皮には栄養素が多く含まれているため、よく洗ってそのまま調理するのがおすすめです。
Q. 黄色いズッキーニと緑のズッキーニに違いはありますか?
A. 基本的な保存方法は同じです。黄色いズッキーニは緑のものより少し甘みが強い傾向がありますが、調理法や保存期間に大きな差はありません。
Q. 冷凍したズッキーニはどのくらい持ちますか?
A. 適切に冷凍保存すれば約1か月持ちます。それ以上保存すると冷凍焼けを起こしたり、風味が落ちたりするので、早めに使い切りましょう。
Q. ズッキーニを長持ちさせるコツは?
A. 購入後は水洗いせず、乾いた状態でキッチンペーパーに包んで野菜室で保存するのがポイントです。水気は傷みの原因になるので注意しましょう。
Q. 切ったズッキーニはどのくらい持ちますか?
A. 切ったズッキーニは傷みやすいため、冷蔵庫で2~3日以内に使い切ってください。すぐに使わない場合は、カットした状態で冷凍保存するのがおすすめです。
ズッキーニの下処理と調理のコツ
ズッキーニを美味しく調理するための下処理のポイントを解説します。
基本の切り方
- 輪切り:炒め物やソテーに最適。5mm~1cm厚さが基本
- 半月切り:煮込み料理やカレーに。食べやすいサイズに
- 乱切り:ラタトゥイユや煮物に。2~3cm角が目安
- 縦切り:グリルやバーベキューに。縦に4等分程度
- 薄切り:サラダやマリネに。スライサーを使うと便利
- 千切り:サラダや和え物に。シャキシャキ食感が楽しめる
水分を抜くテクニック
ズッキーニは水分が多いため、そのまま調理するとべちゃっとしやすいです。以下の方法で水分を抜くと、より美味しく仕上がります。
【塩もみで水分を抜く方法】
- ズッキーニを切って塩を振る(ズッキーニ1本に対して小さじ1/2程度)
- 5~10分置いて水分を出す
- 出てきた水分をキッチンペーパーでしっかり拭き取る
- 調理に使う
効果:余分な水分が抜けてカリッと焼ける、味が染み込みやすくなる
アク抜きは必要?
ズッキーニはアクが少ないため、基本的にアク抜きは不要です。ただし、稀に苦味が強いものがあります。調理前に端を少し切って味見し、苦いようなら使用を避けましょう。
ズッキーニの追加レシピ
ズッキーニのフリット
【材料(2人分)】
- ズッキーニ:1本
- 薄力粉:50g
- 炭酸水:80ml
- 塩:少々
- 揚げ油:適量
【作り方】
- ズッキーニを8mm厚さの輪切りにし、塩を振って水分を拭く
- 薄力粉と炭酸水を混ぜて衣を作る
- ズッキーニに衣をつけ、170度の油でカラッと揚げる
- 塩を振って完成
ポイント:炭酸水を使うとサクサクの衣になります。
ズッキーニのマリネ
【材料(2人分)】
- ズッキーニ:1本
- オリーブオイル:大さじ2
- 酢:大さじ2
- はちみつ:小さじ1
- 塩:小さじ1/4
- 黒胡椒:少々
- バジル:適量
【作り方】
- ズッキーニを薄い輪切りにする
- グリルパンまたはフライパンで焼き目をつける
- 調味料を混ぜてマリネ液を作る
- 熱いうちにズッキーニをマリネ液に漬ける
- 冷蔵庫で30分以上置き、バジルを散らす
ポイント:作り置きできるので、常備菜としてもおすすめです。冷蔵で3~4日保存可能です。
ズッキーニのミートソースグラタン
【材料(2人分)】
- ズッキーニ:2本
- ミートソース(市販可):200g
- ピザ用チーズ:80g
- パン粉:大さじ2
- オリーブオイル:適量
【作り方】
- ズッキーニを5mm厚さの輪切りにする
- フライパンで軽くソテーする
- 耐熱皿にズッキーニとミートソースを交互に重ねる
- チーズとパン粉をのせる
- 220度のオーブンで15分焼く
ズッキーニのスープ
【材料(4人分)】
- ズッキーニ:2本
- 玉ねぎ:1/2個
- じゃがいも:1個
- バター:20g
- 水:400ml
- 牛乳:200ml
- コンソメ:1個
- 塩・胡椒:適量
【作り方】
- 野菜を薄切りにする
- 鍋にバターを溶かし、野菜を炒める
- 水とコンソメを加えて15分煮る
- ミキサーにかけてなめらかにする
- 鍋に戻して牛乳を加え、塩・胡椒で味を調える
ポイント:冷やして冷製スープにしても美味しいです。冷凍ズッキーニでも作れます。
ズッキーニの保存容器と道具
ズッキーニを正しく保存するために、適切な容器と道具を揃えておきましょう。
冷蔵保存に使う道具
- キッチンペーパー:水分を吸収し、乾燥から守る
- 新聞紙:キッチンペーパーの代わりに使える
- ポリ袋:乾燥を防ぐ。口は軽く閉じる程度に
- 野菜保存袋:鮮度保持機能付きのものが便利
冷凍保存に使う道具
- 冷凍用保存袋:空気を抜いて密閉できるもの
- 金属トレー:急速冷凍に使用すると品質が保てる
- ラップ:小分けにする際に使用
- 保存容器:調理済みのものを保存する際に便利
家庭菜園のズッキーニ保存術
家庭菜園でズッキーニを育てている方向けの保存のコツを紹介します。
収穫のタイミング
ズッキーニは成長が早いため、毎日チェックして適切なサイズで収穫することが大切です。長さ15~20cm程度で収穫すると、最も美味しく長持ちします。大きくなりすぎると味が落ち、保存性も悪くなります。
大量収穫時の対処法
家庭菜園では一度にたくさん収穫できることがあります。以下の方法で上手に活用しましょう。
- すぐに冷凍:カットして冷凍保存。約1か月持つ
- 干しズッキーニに:天日干しにして保存期間を延ばす
- ピクルスに:酢漬けにすれば冷蔵で2週間程度保存可能
- ラタトゥイユを作り置き:煮込み料理にして冷凍保存
- おすそ分け:新鮮なうちに近所や友人に配る
傷んだズッキーニの見分け方
収穫後や保存中に傷んでしまったズッキーニを見分けるポイントです。
- 表面がぬるぬるしている:雑菌が繁殖している可能性が高い
- カビが生えている:カビの部分だけ取っても食べない方が安全
- 中がスカスカ:食べられるが美味しくない
- 異臭がする:腐敗が進んでいるので廃棄
- 全体的に柔らかい:鮮度が落ちている証拠
ズッキーニの追加Q&A
Q. ズッキーニとかぼちゃの保存方法は同じですか?
A. ズッキーニはかぼちゃの仲間ですが、保存方法は異なります。かぼちゃは常温で長期保存できますが、ズッキーニは水分が多く傷みやすいため、冷蔵保存が基本です。
Q. ズッキーニをぬか漬けにできますか?
A. できます。ズッキーニのぬか漬けは意外と美味しく、夏にぴったりの漬物です。半日~1日程度漬けると食べ頃になります。
Q. 妊娠中にズッキーニを食べても大丈夫ですか?
A. ズッキーニは妊娠中でも安心して食べられる野菜です。葉酸やビタミンCが含まれており、カロリーも低いので妊娠中の食事にもおすすめです。ただし、苦いズッキーニは避けてください。
Q. ズッキーニの種は取った方がいいですか?
A. 若いズッキーニの種は柔らかく食べられるので、取る必要はありません。ただし、大きく育ちすぎたものは種が硬くなるため、取り除いた方が食べやすくなります。
Q. 冷凍ズッキーニをお弁当に入れても大丈夫?
A. 冷凍ズッキーニをそのままお弁当に入れることはおすすめしません。解凍時に水分が出てべちゃっとなります。お弁当に入れる場合は、加熱調理してから入れましょう。
Q. ズッキーニは連作しても大丈夫ですか?
A. ズッキーニは連作障害が出やすい野菜です。家庭菜園では、同じ場所で2~3年は栽培を避け、他のウリ科野菜(きゅうり、かぼちゃなど)も同様に避けてください。
まとめ:ズッキーニは冷蔵か冷凍で正しく保存
ズッキーニの保存方法について詳しく解説しました。最後に重要なポイントをまとめます。
ズッキーニ保存のまとめ
- 常温は短期間:涼しい場所で2~3日が限界
- 冷蔵がおすすめ:野菜室で約1週間保存可能、水気を拭いてペーパーで包む
- 長期保存は冷凍:カットして冷凍すれば約1か月保存可能
- 低温に注意:冷蔵室は避け、野菜室を使う
- 新鮮なものを選ぶ:中サイズで硬くツヤのあるものが長持ち
ズッキーニは夏を代表する万能野菜です。正しい保存方法を知っておくことで、旬の美味しさを長く楽しむことができます。ぜひこの記事を参考に、ズッキーニを上手に保存して様々な料理で活用してください。

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